BILITIS【中森明菜】✨🌹🌿

🔴 BILITIS

歌:中森明菜
作詞:許瑛子
作曲:吉実明宏

とりあえずでも
思い出散らかして
持ち去るのは
やめてと言わない

膝に抱えた
ビリティス読みながら
耳をすましページだけめくる

貴方は もう二度と
ここへは来ない気ね
何も知らずに 送るつもりよ
私 いい女でしょ

抱かれて ゆだねて
愛して もつれて 

好きにすればいい
運命を踏め Nocturne
女ひとり 倖せにも
できやしないのね

抱かれて ゆだねて
愛して もつれて
好きにすればいい
いつかわかるわ

ブラインドをあげ
貴方を眺めたら
また泣いたりしてしまいそうよ

馬鹿げてるけど
本気で愛したの
そしてひとり満ちてかける月

こどものようなとこ
私をくすぐった
貴方の車 遠ざかる音
風の音色が歪む

夢など退屈 恋など幻
好きにすればいい
影を刺せ Nocturne

二人で見る淋しさなら
独りがいいけど

夢など退屈 恋など幻
好きにすればいい
いつかわかるわ

抱かれて ゆだねて
愛して もつれて

好きにすればいい
運命を踏め Nocturne

女ひとり 倖せにも
できやしないのね

夢など退屈 恋など幻
好きにすればいい
影を刺せ Nocturne

二人で見る淋しさなら
独りがいいけど

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🔵 BILITIS

明菜のB面レビューの続きである。

I MISSED “THE SHOCK”のB面として
1988.10.1発売である。

BILITISと言うのは
「ビリティスの歌」という意味。

もともと、こちらの曲がA面になる予定だったが、I MISSED THE SHOCK、に差し替えられたというエピソードがある。

確かに、I MISSED THE SHOCK、より派手なサウンドで躍動感があり、歌詞も艶めかしくかっこいい。

これをテレビで歌っていた記憶がないが、夜のヒットスタジオで歌っていた。

🔴 DVD「中森明菜 in 夜のヒットスタジオ」のDISC5に入っている。(1989.1.18とある)

やはりこちらがもっと聞きたかった。I MISSED THE SHOCKも良い曲であるので、両A面で交互にテレビで歌って欲しかった。

歌い方が意識的に良い女を演じており、どこか百恵を思い出させる。

歌詞の内容は、愛した男に去られた女がビリティスを読みながら、過去を振り返っている。

男に悪態をつく強がりを言いながら、まだ未練がある女性を歌う明菜は、当時としてもかなり辛かったかも知れない。

今、彼女に歌わせることは、余りにも辛すぎてできない。

それほど、この歌には命が宿っている。

歌詞:許瑛子 (作曲:吉実明宏)
許瑛子は、サンド・ベージュの作者でもある。

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✨ BILITIS(ビリティス)

作詞:許瑛子
作曲:吉実明宏
編曲:武部聡志

中森明菜さんの22枚目のシングル

「I MISSED “THE SHOCK”」

B面に収録されている
「BILITIS(ビリティス)」。

明菜さんのシングルの
B面曲はいずれも評価が高いですが、

「BILITIS」はファンの中でも非常に評価が高い曲として知られています。

本歌の歌詞の中には『ビリティス読みながら』というフレーズが登場します。

この『ビリティス』、歌題にもなっていますが一体何の事なのでしょう。

ご存知の方には言うまでもありませんが、下記動画を参考までに(非常に良質な動画です)。

✨『ビリティス』

とはフランス人ピエール・ルイスが
19世紀に”擬似翻訳”した散文詩集です。

(それにしてもピエール・ルイス氏、
実に知的なお茶目さんです。)

1980年代の本邦での
『ビリティス』の知名度はわかりかねますが、
さほど高くはなかった事でしょう。

ちなみに無知・無学な私は上動画を見るまで

『ビリティス』を全く知らなかったと告白いたします。

ただ、
『ビリティス』の意味するところを理解すると、

「BILITIS」がより魅力的に聞こえる気がします。

「BILITIS」の作詞家である許瑛子さんは
、シングル「SAND BEIGE -砂漠へ-」の作詞でも、歌詞にアラビア語を用いるなど、80年代という時代を考えると非常に先進的な作詞をされています。

明菜さんと許瑛子さんという二人の女性が、まるで時代の針を一歩も二歩も先に進めたのかと思えるほど。

明菜さんの歌が、今なお色あせず魅力的なのは、本人の歌手としての力量は当然ですが、

作曲家・作詞家達に多彩な逸材が揃っていたからなのは間違いありません。

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🔴 ビリティスの歌

『ビリティスの歌』(仏: Chansons de Bilitis)

ピエール・ルイスによる
1894年発表の散文詩集である。

イラスト『ビリティスの歌』
(1922年、ジョルジュ・バルビエ画)

🔴 ポータル 文学

「サッポーの同時代の女流詩人による詩をギリシア語から翻訳した」として発表された、
146歌の散文詩からなる詩集である。

ビリティスは紀元前6世紀の
ギリシャに生まれた女性で、
少女時代から死に至るまでの間に
書き残した詩篇が19世紀になって発見された、

ということになっていたが、
これはルイスの虚構(擬似翻訳)で、
刊行当時多くの人がルイスに騙されて
実在すると信じ、
本気で論じた文芸批評家が恥をかいたという。

ドビュッシーがそのうち3篇を歌曲に仕立て、
その他にも付随音楽などを作曲している。

ドビュッシーによる作曲

ビリティスの3つの歌

ドビュッシーは1897年から1898年にかけて、
『ビリティスの歌』の詩から以下の3篇を
選んで歌曲を作曲した。
初演は1900年3月17日、
国民音楽協会の演奏会で、
ブランシュ・マロの独唱と
作曲者のピアノによって行われた。

パンの笛(La Flûte de Pan)

髪(La Chevelure)

ナイアードの墓(Le Tombeau des Naïades)

ビリティスの歌(付随音楽)

ドビュッシーは1900年に『ビリティスの歌』のための付随音楽を作曲した。

副題に「パントマイムと詩の朗読のための音楽」とある通り、

詩の朗読とパントマイムと音楽が一体になった上演形態を意図したもので、

2本のフルート、2台のハープとチェレスタという編成のために書かれた。

しかし、企画は実現には至らず、音楽はこの形では演奏されないまま、草稿にとどまった。

草稿のチェレスタのパートは紛失したが、後にピエール・ブーレーズがこれを復元し、補筆完成させている。

ブーレーズ版以外にも、アルテュール・オエレによる復元校訂版があり、こちらはドイツ・グラモフォンからカトリーヌ・ドヌーヴの朗読、アンサンブル・ウィーン=ベルリンの演奏によるCDが出ている。

この楽曲は以下の12曲からなる。

選ばれた詩は『ビリティスの3つの歌』とは重ならない。

牧場の歌(Chant postral)

くらべ合い(Les comparaisons)

お話(Les contes)

歌(Chansons)

お手玉遊びの勝負(La partie d’osselets)

ビリティス(Bilitis)

無名の墓(Tombeau sans nom)

エジプトの娼婦(Les courtisanes égyptiennes)

水盤の清らかな水(Eau pure du bassin)

クロタルを持つ舞姫(La danseuse aux crotales)

ムナジディカの思い出(Souvenir de Mnasidica)

朝の雨(La pluie au matin)

6つの古代碑銘

『6つの古代碑銘』自筆譜1ページ目(1914~1915)

1914年になって、ドビュッシーは上記の楽曲をピアノ連弾のために改作し、『6つの古代碑銘』(Six Epigraphes antiques )の題名を付けた。これは1915年にデュラン社から出版され、1917年頃に初演された。後に指揮者エルネスト・アンセルメによってオーケストラ編曲されている。

この作品は以下の6曲からなる。

夏の風の神、パンに祈るために(Pour invoquer Pan, dieu du vent d’été)

無名の墓のために(Pour un tombeau sans nom)

夜が幸いであるために(Pour que la nuit soit propice)

クロタルを持つ舞姫のために(Pour la danseuse aux crotales)

エジプト女のために(Pour l’Égyptienne)

朝の雨に感謝するために(Pour remercier la pluie au matin)

日本語訳

『ビリチスの唄 附 愛撫の園』(川路柳虹訳、國際文献刊行会、1926年)

『ビリチスの歌』(鈴木信太郎訳、白水社、1954年/講談社文芸文庫、解説渋沢孝輔・鈴木道彦、1994年6月)[3]

『ビリティス』(伊東杏里訳、宇野亜喜良イラスト、デビッド・ハミルトン表紙写真、新書館、1977年)

『ビリティスの恋唄』(吉原幸子訳[4]、東逸子絵、パルコ出版、1982年)

『ビリチスの唄』(生田耕作訳「ピエール・ルイス作品集1」、奢灞都(サバト)館、1986年)

『ビリチスの歌』(鹿島茂編・解説、〈バルビエ・コレクション2〉ジョルジュ・バルビエ挿画、リブロポート、1993年)

『ビリティスの唄』(岸田今日子・伊東淑子・原田和子・杉田良子 訳、原田芳郎監修、大和書房、2003年1月)

『ビリティスの歌』(沓掛良彦訳、水声社、2003年12月)、ISBN 4891765046

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