NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ドラマネタバレ解説!第4回あらすじ次回予告!横浜流星 主演(蔦屋重三郎)1話2話3話4話、語り綾瀬はるか、平賀源内安田 顕、花の井(瀬川)小芝 風花

2025年NHK大河ドラマは江戸時代中期、日本のメディア産業ポップカルチャーの礎を築いた人物「蔦重」こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた「痛快」エンターテインメントドラマ!「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」です。

タイトル「べらぼう」とは「非常識・とんでもない、馬鹿げてる」などという意味で江戸時代につかわれた「べら者(下品な人)」という言葉が語源。このドラマに登場する俳優の横浜流星さん演じる蔦屋重三郎)は江戸時代中期に生きた青年でお金もない、コネもない暮らしの中から貸本業を営んで持ち前の明るさとアイデアで無一文から江戸の出版王へと成り上がり歌麿や写楽といった浮世絵などの大スターを見出しさらに面白さを追求し続けた人物「蔦重」こと蔦屋重三郎という実在した人物の波乱万丈の生涯が描かれています。

新しい大河ドラマ
ドラマに中で語り役の綾瀬はるかさんが「九郎助稲荷」の石像がいきなり人間に化けて吉原の街を紹介するシーンがありましたが新しい展開でした。

第1話あらすじ解説
1772年(明和9年)宿無し坊主が盗みを企て、寺に放った火が江戸中に燃えわたり、炎は浅草の外れにある吉原にも及び三日三晩燃え続ける火災のシーンから始まり人々が逃げ惑う中吉原の隅にある「九郎助稲荷」では火災の中から石像のお稲荷さんを運び出そうとしている2人の子供がいました。そこに駆けつける花魁の「花の井」女郎の「朝顔」そして主人公「蔦重」こと蔦屋重三郎が登場します。逃げる途中に炎の中で一人の少年と出会います。蔦重は、そのこを連れて逃げ、聞くと少年には両親はいないといいこの少年は唐丸と名付けられますが記憶を失っているようで、素性は謎に包まれたまま、蔦重のもとに身を寄せるようになります。

唐丸の正体は?この唐丸を演じるのは渡邉斗翔くん12歳ですが、昨年の大河ドラマ「光る君へ」で(柄本佑)さんが演じました藤原道長の妻で瀧内公美さん演じる明子の子として生まれた巌君のちの藤原頼宗、紫式部の娘の賢子ともか関係がありましたが第29話では一条天皇(塩野瑛久)の前で舞を披露する場面で登場しました。この火事場で出会った唐丸と呼ばれる少年は記憶を失っているようで素性は謎に包まれている。今回のドラマの脚本家の森下佳子さんが蔦重と唐丸の関係について「蔦重もかつて(親に)捨てられて行き場がなくて拾われた子であって唐丸もやっぱり行き場がなくてそんな彼を蔦重が面倒を見ているということがポイント」と話し二人のやりとりについて「可愛らしいですよね。ただ、ちょっとこの唐丸が思ったよりも普通にやり取りをしているので、色々考えるとそれは恐ろしいだろうなという風に思っています」と意味深な発言をしています

「蔦重」は子供の頃に親に捨てらて吉原の大手引手茶屋の駿河屋市右衛門に拾われ、喜多川家の養子となり以後住み込みで働くようになった。そして「蔦重」の父は遊郭の勤め人「丸山重助」、母は「津与」(つよ)で子供の頃は柯埋(からまる)というなまえだったそうですが「蔦屋」(つたや)という茶屋で働くようになり、蔦屋重三郎と名付けられたそうです。「蔦屋」はもともと駿河屋の息子の治郎兵衛が任されていましたがほとんど仕事はせず実際の店の切り盛りはすべて「蔦重」がやっていまして駿河屋の親父さんも将来は蔦重に任せるつもりで厳しく育てていたそうです。

当時の吉原の景気は吉原ができた初期の頃は客層が大名やその家臣らの武士たちが多く華やいでいたようですが揉め事がおおく幕府から自粛例が出され徐々に客が減っていた。そしてさらに庶民の遊び場としては品川、新宿、板橋、千住など 街道筋(かいどうすじ)の宿場町が飯盛女(飯盛女)という宿場女郎というものを置いて賑わうようになっていたそうです。第1話の当時1773年頃は、江戸の吉原以外の宿場町には、非公認の遊び場が増え、吉原のお客さんが減り、女郎たちにも格差が生まれ稼げない女郎はどんどん生活が苦しくなりついには食べれずに死んでしまう人たちも出てきました。「蔦重」も子供の頃から自分をかわいがってくれた女郎の「朝顔」ねえさんがだんだんと衰弱して、最期はついに、着物も剥がされ捨てられる場面を目の辺りにしました。憤りを感じた「蔦重」は吉原の女郎屋の親父たちが集まる会合に乗り込み、食えない女郎たちのために炊き出しをしてくれないかと頼みますが誰一人耳を貸さずおい返されてしまいます。しかし「蔦重」はそれでもあきらめず、吉原の客が減っているのは無許可で営業してる宿場のせいでなんとか、他の宿場町から客を取り戻したいと考え、奉行所に出向き非公認で運営している宿場の取締を訴えました。しかし奉行所も名主からでなければ対応できないと追い返されてしまいます。そんな折に「蔦重」は、長屋のトイレで偶然であった人物に老中、田沼意次様を尋ねてみてはといわれ運良く屋敷に入り込むことができましたが、吉原に客が来ないのは、吉原自体に魅力がなく人を呼ぶ努力をしていたないからだ。お前は何かしておるのかといわれ目が覚めるような思いを感じます。その後「蔦重」が茶屋に戻るとは吉原の引手茶屋と女郎屋の親父や女将がたちが集まっていて「勝手に奉行所に出向いて取締を訴えた」ことで袋叩きにされ、桶に三日三晩閉じ込められてしまいました。

主人公「蔦重」と幼馴染の花魁の「花の井」は吉原遊廓の中でももっとも格が上だった女郎屋「松葉屋」の花魁なんですが、その他にも安達祐実さんが「りつ」という女将で登場する「大黒屋」や 伊藤淳史さん(ちびノリダー)演じる大文字屋という女郎屋、この女郎屋は女郎にやすいかぼちゃばかりたべさせていたといわれていますが、、吉原には女郎を住み込みで雇っていた女郎屋がたくさんあったようで、「蔦重」のこうした女郎屋とお客さんを橋渡ししていましたので。いろいろな女郎や女郎屋とは顔なじみだったんです。

「蔦重」はその片手間で女郎たちもに貸本を届け小遣い稼ぎの貸本業を行って本を仕入れては自らが女郎たちが暮らす寮のような場所へ出向き、子供向けの赤本、大人向けの青本など1冊6文から24文で貸出してお小遣い稼ぎをしていたようです。女郎たちも「蔦重」と友好関係であることや、名前を覚えてもらえることは、自分を売り込むことになります

花魁の稼ぎ
ドラマの中で「蔦屋」に二人の家来を引き連れてきた旗本の長谷川平蔵が、花魁の花の井に一目惚れをして、「蔦重」が幼馴染ということで二人の席をもうけるんですが、その時にですね長谷川平蔵に花魁が間違いなく落ちるツボを教えると言ってですね。花魁の好みは江戸っ子で、とかく向こう見ずで威勢のいい男で紙花を巻いて見せるようなお方だといって、1枚2万円くらいする赤い紙を巻くシーンがありますが、ざっとみても200枚以上はありますから400万円くらい巻いてましたから、おそらく10両くらいだったのかもしれまいです

吉原細見
当時の吉原細見は鱗形屋孫兵衛が年2回刊行していたんですが、吉原のガイドブックで
吉原の絵図
引手茶屋
女郎屋
女郎の名前
が書かれていました
そこに当時江戸で有名だった歯磨き「漱石香」の宣伝文句を考えた平賀 源内先生に文を書いてもらうようお願いしようと江戸中を探し始めるわけなんです。ちなみにこの歯磨き粉の宣伝文句が、どんなんな宣伝文句だったのかというと「金で困って出したものだから、効くかどうかはわからないどうかひとつ助けると思って買ってください」という内容だったそうです

平賀 源内先生の職業
本草学者、、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家機械などで生産をふやし、産業を盛んにすること。戯作者、江戸時代の俗文学作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、発明家。など幅広い分野で活躍されたかたですが、発明家としての業績に、オランダ製の静電気発生装置エレキテルの複製、燃えない布の火浣布、石綿(アスベスト)でできた糸を開発。そして平賀源内先生の情報でもっとも重要なものは男色家であった。男性好きで、二代目 瀬川 菊之丞という江戸時代に活躍した女形役者との仲は有名であった。女形役者ですから、梅沢とみをさんみたいな中身は男性ですけれども、ドラマの中で「蔦重」に女形になるように迫るシーンがありましたが、それもその史実からきてるのではないかと思われます。そして花の井が瀬川と名乗り、源内先生から吉原細見の序を無事に書いてみらえることになりましたが

吉原細見(序)
女衒(ぜげん)、女を見るに法あり、一に目、二に鼻筋、三に口、四にはへぎは、ついで肌は凝(こら)れる脂(あぶら)のごとし、歯は瓢犀(ひさごのさね)のごとし吉原は女をそりゃ念入りに選びます。とはいえ牙あるものは角なく柳の緑に花なく知恵のあるのは醜く、美しいものに馬鹿あり静かなる者は張りがなく華やかなものはおきゃんだ。何もかも揃った女なんてまあいない。それどころかとんでもねえのがいやがんだ。骨太(ほねぶと)、毛むくじゃれ、猪首獅子鼻(いくびしばな)、棚尻(たなっしり)、蟲喰栗(むしくいぐり)ところがよ引け四ツ木戸の閉まる頃、これが皆誰かのいいひとってな摩訶不思議。世界ってまあ広い。繁盛繁盛ああお江戸なり。はつはる 福内鬼外 戯作 

福内鬼外
平賀源内のペンネームでまたドラマでも貧家銭内(ひんかぜにない)と自らを名乗っていましたが源内先生の著作の中に自身をモデルとした貧家銭内(ひんかぜにない)という登場人物の作品があり、これもそこからつかわれたのではないかとおもいます。ちなみにガイドブックをみますとこの花の井なんですが、のちに5代目瀬川 菊之丞(せがわ きくのじょう)名乗るとなっていますので今回のエピソードとも何らかの関係がこの先にあるのではないかと思います

今後の注目ポイント
源内先生といっしょにいた小田新之助。このひとは女郎屋「松葉屋」で出会ったた「うつせみ」に心惹かれて、相思相愛の中になっていくんですが新之助が「松葉屋」に通う金がないため、きつい仕事も受けるようなっていく。という現代のホステスさんにも通ずるようなまたそのことが二人の関係にどう影響をあたえるのか。

(1)「ありがた山の寒がらす」2025年1月5日
大河ドラマ「べらぼう」いよいよ放送開始!主演は横浜流星。写楽、歌麿を世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった波乱万丈の物語

(2)吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』2025年1月12日
蔦屋重三郎(横浜流星)は、吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつく。その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内(安田顕)探しに奔走する!

(3)千客万来『一目千本』2025年1月19日
蔦重(横浜流星)は資金を集め北尾重政(橋本淳)と共に女郎を花に見立てた本『一目千本』に着手。駿河屋(高橋克実)

(4)『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)2025年1月26日
蔦重(横浜流星)は西村屋(西村まさ彦)呉服屋の入銀で錦絵の制作を順調に進めるが。城内では、田沼意次(渡辺謙)による賢丸(寺田心)の養子計画に暗雲が。

【出演】
主演 蔦屋重三郎役
横浜 流星さん
平賀源内役
安田 顕さん
花の井(五代目瀬川)役
小芝 風花さん
田沼意知役
宮沢 氷魚さん
長谷川平蔵宣以役
中村 隼人さん
松平武元役
石坂 浩二さん
鱗形屋孫兵衛役
片岡 愛之助さん
駿河屋役
高橋 克実さん
原屋市兵衛役
里見 浩太朗さん
田沼意次役
渡辺 謙さん

動画内参考資料 引用
「NHK大河ドラマガイド」べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~前編 (NHK出版)
NHK大河ドラマガイドべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~「THE Book1」(東京ニュース通信社)
国文学研究資料館所蔵
フリー素材 いらすとや
動画AC
Wikipedia
NHK(C)https://www.nhk.jp/p/berabou/
日本最大級の著作権フリーBGM・効果音
ストックサービス「Audiostock」
オープニングジングル サイト名:音筏
アドレス:https://rotmcits.com/

2件のコメント

  1. たっぷり楽しめました。唐丸のことが気になりますね。実は、有名な絵師さんの卵だったりして?

Leave A Reply