【リアクション】藤井風満ちてゆく紅白歌合戦レビュー!#reaction#リアクション
#藤井風
12月31日のNHK紅白歌合戦の放送で、ネット上ではエグいと話題になっているシンガー・ソングライター・藤井風の米 ニューヨークからの生出演。ストーリー性のある演出を1カットで生中継するという一発勝負の潔さと、マンハッタンを包む朝焼けの美しい映像も相まって若者たちを魅了したようだ。そして日刊ゲンダイの取材で、その生中継の舞台裏の詳細が明らかになった。
海外ロケの前提として高額な費用がかかることは周知の事実。昨今は燃油と共に高騰する航空券、収まる気配を見せない円安と、多くの日本メディアが海外ロケから遠ざかっている。そんな状況での米NYからの中継はメディア関係者の間でも一際目立った。現地の映像制作プロダクション関係者によれば、「ロケーションはマンハッタンの景色を背景にしたクイーンズ区。大小様々なスタジオが点在するロング・アイランド・シティという所です。あの演出を見ると、スタジオとその周辺の敷地を(合計3日間)貸切っていますから、現地調達した撮影クルーなども含めると少なくとも500万円以上の製作コストがかかっているはずです」約5分30秒間の演出に映像作家の山田健人氏を招き、ここまでNHKが注力した背景には、昨年同局で放送された藤井のドキュメンタリー番組「藤井風~登れ、世界へ~」が、英語化されてNHKワールドJAPANで放送された縁がある。初の北米公演や、米大手Republic Recordとの契約と初の英語曲アルバム制作などを追った内容。これを民放テレビ局関係者は「昨今、文科省は具体的な取り組みを掲げて若者のグローバル人材の育成を推進しています。NHKが政府の動向を意識したプロジェクトの1つでしょう。番組化に加え、歴史的歌番組である紅白とのコラボが政府事業への大きなアピールとして成功したことは間違いないでしょう」と解説。
若者のグローバル化を後押ししようとするNHKだが、果たして「5分30秒で1000万円」のNY生中継でその効果はあったのだろうか