【山田裕貴】虫が大の苦手なのに“本物”を食べた!『木の上の軍隊』で命懸けの役作り
虫が大の苦手なのに“本物”を口にした俳優がいる、その名は山田裕貴 10月2日、映画爆弾のジャパンプレミア試写会に姿を見せ、公開は10月31日と発表された 今年だけで主演映画は3本、スクリーンでの存在感は一気に加速している その勢いを象徴するのが堤真一とのダブル主演作『木の上の軍隊』だ 終戦を知らぬまま2年ものあいだ上官とガジュマルの上で生き延びる新兵という難役に挑んだ 空腹に耐えかねて虫を食べる場面では、リアリティのため“本物”を食す決断をした 「実話がベースだからウソはつきたくない」その言葉どおりの覚悟が画面に焼き付く SNSでは「いつの間にこんなに上手くなった?」と演技の進化に驚きの声が並んだ さらにバカリズム脚本の『ベートーヴェン捏造』でも主演として異彩を放つ 狂気を帯びた表情の変化が話題を呼び、「良い意味で怖かった」と高評価が相次いだ 戦隊系特撮で2011年にデビューして以来、彼は階段を一段ずつ踏みしめてきた 役者一家の血筋ではない、父は元プロ野球選手の山田和利だ 今年8月、父はガンで60歳の若さでこの世を去った 山田はラジオで「率直な感想はもっとしゃべりたかったです」と静かに悔しさをにじませた 同じ放送で「厳しく育てられたからこそ、この世界でやっていける」と感謝も述べている 逝去直前のバラエティーでは父からの手紙が読み上げられる一幕があった 「あまり褒めたことはありませんが、厳しい世界の中で戦い抜いているところはすごい」 18歳で上京し苦境を越えてきた息子に贈られた言葉は、彼の背骨をさらに強くした 「最近は褒めてくれるようになったんですけど、改めて言われるとうれしい」 そう語る表情には、息子としての喜びと俳優としての責任感が交錯していた 公には闘病を伏せていた時期も、心の内では父への思いを握りしめていたのだろう 私生活では24年に元乃木坂46の西野七瀬と結婚し、支え合う関係を築いている 2人の出会いは21年のNHKコント番組で、その後『ハコヅメ~たたかう!交番女子』でも共演を重ねた 深まったきっかけは共通の趣味、ゲームのモンスターハンターシリーズだった A-studio+では「ぼくが回復役で、彼女はハンマーで叩きに行く」と楽しげに明かす 結婚後の心境は「安心感はすごくあります」とシンプルで力強い 西野もバラエティーで「楽しいです!」と即答し、新婚の日常を笑顔で伝えた 家では仕事の話も「めっちゃします」と語り、台本読みをともにするという 初めての夫婦で迎えたお正月は、年明けの瞬間を2人とも逃してしまったという微笑ましい逸話もある 「俺キッチン拭いてる時に年越しちゃって、嫁ちゃんも洗い物してて、あれ?って」 飾らない暮らしぶりに、呼び名の“嫁ちゃん”が自然体の愛情を滲ませる 一方で山田は情に厚く、涙もろい素顔でも知られている 18年の始球式では「父の背中を追いかけていた自分を思い出した」と涙をこぼした ドラマ『特捜9』撮影中には井ノ原快彦と寺尾聰の誕生会で感極まり、なぜか本人が号泣して総ツッコミを受けた 『徹子の部屋』では井ノ原からの手紙が読まれ、ここでも涙が止まらなかった 感情のダムが決壊する瞬間、その涙は計算を超えた“人間味”として伝わってくる エンタメジャーナリストの中村裕一は、彼の武器を「真摯さ」と分析する 『ここは今から倫理です』での倫理教師は静かな情熱を宿し、観る者の心を掴んだ 『志村けんとドリフの大爆笑物語』では志村けんを演じ、その精度と温度に驚きの声が上がった 東村山音頭、ヒゲダンス、変なおじさんまでを再現し、懐かしさと敬意を同居させた なりきるだけでなく、人物の“呼吸”まで宿す演技が彼の真骨頂だ どんな作品でも全力で向き合う姿勢が、スタッフや視聴者からの信頼を厚くする それが次のチャンスを呼び、次の挑戦がまた評価を生む善循環を生み出している 来春公開の主演ドラマ『ちるらん』では土方歳三に挑む 刀の抜きどころを知るように、感情の入れどころを知る俳優が歴史の稀代の剣と向き合う 初期の特撮デビューから現在地まで、一本道のようでいて実は分岐だらけの軌跡だった 選ぶたびに苦さを噛みしめ、画面で甘さに転化してきたのが山田裕貴という表現者だ 『木の上の軍隊』で“本物の虫”を食べた覚悟は、単なる話題作りではない リアルを譲らない信念が、役と観客の間に一本の橋を架けた 『ベートーヴェン捏造』で魅せた狂気は、恐れではなく目を離せない磁力に変わった 感情に正直で、技術に妥協がないからこそ、彼の芝居は生々しく呼吸する 父の言葉は今も胸で燃え続け、“嫁ちゃん”の存在は足場を固める 現場で積み上げた信頼が、新しい挑戦を次々と呼び込む スクリーンでもテレビでも、彼の演技は観客の感情を確実に動かしていく 涙は弱さではなく、役へと投じる燃料であることを体現している そして挑戦はまだ終わらない、むしろここからが本番だ 快進撃は止まらない、止めようとするものがあっても加速してしまうのが今の山田裕貴だ 観る者の期待を超えてくる、その更新が次の更新を呼ぶ 彼が画面に現れるたび、我々は“次にどんな表情で驚かせてくれるのか”を待ってしまう 覚悟と情、技術と遊び心、そのすべてを抱えて彼は次の現場へ向かう 今日もどこかで台本を開き、静かに呼吸を整え、また一段上の山を登る準備をしている その背中が示すのは、俳優は“生きること”で役をつくるというシンプルな真実だ だからこそ、山田裕貴という名をスクリーンで見つけたら、観客はもう目を逸らせない 動画をご覧いただきありがとうございます最新の動画や関連トピックの情報をご覧いただくには、チャンネル登録をお願いいたします
【山田裕貴】虫が大の苦手なのに“本物”を食べた!『木の上の軍隊』で命懸けの役作り
10月2日、『映画爆弾』のジャパンプレミアに登壇した山田裕貴。公開は10月31日。今年は主演映画が3本と一気に存在感を高め、堤真一とダブル主演の『木の上の軍隊』では終戦を知らず2年木上で生き延びる新兵を演じた。
空腹に耐える場面では“本物”の虫を食べる決断。「実話がベースだからウソはつきたくない」と臆さず挑み、SNSでは「いつの間にこんなに上手くなった?」と演技力の進化を称える声が相次いだ。覚悟が画面に刻まれた。
さらにバカリズム脚本の主演作『ベートーヴェン捏造』では狂気を帯びた表情が話題に。2011年の特撮デビューから地道に歩み、父は元プロ野球選手の山田和利。今年8月に60歳で逝去し、ラジオで胸中を語った。努力が現在地を形づくった。
24年に西野七瀬と結婚。出会いは21年のNHKコントで、趣味のモンスターハンターで仲が深まったという。台本も一緒に読み合い「安心感はすごくあります」と語る彼は、来春の主演ドラマ『ちるらん』でも飛躍が期待される。
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