『今夜のべらぼう』歌麿は描き方に苦しむ…(写真 全4枚)

『今夜のべらぼう』歌麿は描き方に苦しむ…(写真 全4枚)

俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第30回「人まね歌麿」が、10日に放送される。

【写真あり】「分かりやすい!」新たな相関図を公開

 前回は、蔦重(横浜流星)は政演(古川雄大)が持ち込んだ“手拭いの男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。そこに鶴屋(風間俊介)が現れ、大当たりを出すなら、京伝先生(政演)を貸すと申し出る。政演は草稿を考え始めるが…。一方、意次(渡辺謙)は、東作(木村了)が手に入れた松前家の裏の勘定帳によって、蝦夷地で松前家が公儀に秘密裏で財を蓄えていた証拠を掴み、上知を願い出る準備を始める。

今回は、黄表紙の『江戸生艶気樺焼』が売れ、日本橋の耕書堂は開店以来の大盛況となった。蔦重(横浜流星)は狂歌師と絵師が協業した狂歌絵本を手掛けるため、“人まね歌麿”と噂になり始めた歌磨(染谷将太)を、今が売り時と判断し起用する。その後、蔦重は“歌麿ならではの絵”を描いてほしいと新たに依頼するも歌麿は描き方に苦しむ…。一方、松平定信(井上祐貴)は、治済(生田斗真)から、公儀の政に参画しないかと誘いを受ける…。

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」と題する第18回(5月11日放送)では、重三郎が絵師・北川豊章の長屋で「捨吉」と名乗る男に出会う一方、戯作者・朋誠堂喜三二の筆が止まる事態が起こる。

青本の作者を探していた重三郎(横浜流星)は、北川豊章(加藤虎ノ介)という絵師が描いた数枚の絵を見比べるうちに、ある考えが浮かぶ。さっそく豊章を訪ねるが、長屋で出会ったのは、捨吉(染谷将太)と名乗る男だった。

そんななか、重三郎(横浜流星)は、戯作者・朋誠堂喜三二(尾美としのり)に、新作青本の執筆を依頼する。女郎屋に連泊できる「居続け」という特別待遇を受けて書き始めた喜三二だったが、しばらくして筆が止まってしまう。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の11日放送・第18回では冒頭に「番組の一部に性の表現があります」というテロップが流れる、異例の注意喚起が行われた(※第18回のネタバレを含みます)。

【画像】唐丸の過去が壮絶過ぎた…第18回場面写真

 放送前には染谷将太演じる絵師・喜多川歌麿が初登場するとの告知がされ、視聴者の期待に沸いていた第18回「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」。放送が始まると「番組の一部に性の表現があります」というテロップが流れ、SNSでは「なんか注釈出たな」「緊張が走る注意書きだな…」「今まで以上の表現が?」「今さら何を」などざわつき、何を指しての注意書きなのかと注目を浴びた。

第18回は、世に出回っている「豊章画」と記された絵を目にした蔦重(横浜流星)が、かつて姿を消した唐丸が描いたものだと確信。唐丸の住処を突き止めると、今では捨吉と名乗り男女問わず体を売って暮らしていること、自身の体を痛めつけるような暮らしをしている理由には幼少期の壮絶な過去が秘められていることが発覚。唐丸は、蔦重に母は夜鷹(街娼)で自分は望まれずに生まれた子であり、人別(戸籍)もなく、七つを過ぎると客を取らされていたという痛ましい過去を打ち明けた。幼少期の唐丸を子役の渡邉斗翔が、蔦重と別れたのちの捨吉時代を染谷将太が演じていた。

幼くして客を取らされていたという唐丸の想像を絶する過去に、SNSでは「七つって…」「うそだろ?」「酷い…」「壮絶」「地獄」「ここまで掘り下げるのか」「これは注意テロップ必要だわ」といった声が上がっていた。

 また第18回では、蔦重から「居続け」(※吉原で連泊すること)を条件に、新作青本の執筆に励んでいた朋誠堂喜三二(尾美としのり)が腎虚(男性特有の病)に見舞われるエピソードも。病のため筆も進まずにいた喜三二がある晩、体のとある部位が大蛇に化けて暴れまわり、それを斬り落とされそうになる……という悪夢を見る展開となり、CGを駆使したファンタジックな場面が注目を浴びた。

「べらぼう」では、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを世に送り出し“江戸のメディア王”として名を馳せる蔦屋重三郎の生涯を追う中で、病に倒れ若くして命を失う女郎たちの過酷な現実も描写。初回では、亡くなった女郎たちが投込寺で着物をはぎ取られ全裸で重なる姿が物議を醸した。脚本は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)やドラマ「義母と娘のブルース」(2018)、「大奥」(2024)などの森下佳子。なお、本作ではインティマシーコーディネーターの浅田智穂が参加している。(石川友里恵)

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