#551 着物フリートーク 映画「国宝」の衣装 喜久雄の衣装が紫から赤に、赤から白黒に変わった理由を考える
[音楽] はい、皆さんこんにちは。大着物 チャンネルです。この番組では着物好きの 皆様に知っていただきたい基本的な知識や 耳折りな情報を新世後福店大目が分かり やすくお伝えしているそうしたプログラム を作っております。で、今回はですね、 久々の着物フリートークということで 551回目になります。ま、ここがすごい よ。映画国報の衣装の魅力を語ろうという ことでですね、あの、今話題のね、あの、 映画で、あの、国報という映画が、ま、 あの、6月に公開されて、もうすごく人気 を拍しておりましてですね、私の周りでも 非常に見たよとかよ、いい映画だねって いう方が結構いらっしゃるんですけれども 、私もね、個人的にもう3回見てしまい ましてですね、あ、これはいい映画だと 思いつつですね、ま、今年の、ま、方が ベストワンかなと。いや、もうオール タイムで見てもね、素晴らしいというか、 生涯で見ても、ま、これはなかなかのもん だなということで。で、なん、ま、3回 見るとさすがにですね、このい、このね、 見る、あの、見る人が見ると意味があるな とかね、衣装の使い方はこういうことなん だなってことちょっと分かってきましたの で、ま、今日はですね、私が気づいた点だ とかその国のね、魅力をですね、あの、 衣装の点からちょっとお話をしていきたい なと思います。で、実はですね、1回目は ただ単に感動して終わったんですけども、 2回目見た時にここの映画はすごく色に こだわった映画なんだなってことがすごく 分かりました。で、それなぜかと言うと、 あの、これね、あの、ポスターこれご覧に なった方っていう方結構いらっしゃると 思うんですけども、この国報というね、 ロゴにちょっと注目していただきたいん ですけども、これ宝という字があります けど、これね、点だけが最後の点ですね、 ここだけが赤いんですよね。で、これあの 原作本を見るとですね、あの発管当時は これ普通のただの黒のあのとかね、あの のっぺりとしたあの民長のね、あのものな んですけどもこれ映画のポスターに限って は色が付いてると赤のでこれなんか意味が あるんだろうなっていうとそこに注目し ながら見てくとですねという時最後に点が 入るんですね。でこれ赤色というのが すごくテーマになってます。これうん。も 見た方はね、あの、一発で分かると思うん ですが、これ血を表してんだなというのは 分かるかと思います。で、ま、白の部分が おそらくこれ才能の話かなとかね。努力と かそんな持って生まれたものとかね。ただ どうしても最後うん、血が入れなかったん だけども、ま、色々ね、乗り越えて最後国 の宝となったっていう男の話なんだろうな て推測した時にですね、結構これは色に こだわりがある映画だぞってことに気づい てて、ま、それで見始めたというところで ございます。ま、これから話すね、内容は 、もうちょっとネタバレになるので、まだ 見てないよっていう方はですね、ま、是非 ね、劇場行ってご覧になっていただければ と思いますけれども、まず今回はですね、 国報がどういう映画かっていうね、あの、 お話とですね、で、これね、デザイナーの 方でね、小川く子さんっていう方が いらっしゃいます。後で話をしますけど、 この方が意装設計されたんですけども、 この方がね、色に込めたね、菊ほ介の色彩 設計っていうのがありますので、それの ちょっとお話をしてですね、あとはですね 、その脇を支えるね、登場人物たちがい ますので、その人たちの着物がどういう ものなのかといったところですね、気づい た点を色、ま、お話をね、していきたいな と思います。で、そもそもね、この国って どういうお話かと言いますと、これ吉田 集一さんっていうね、あのパレードとか 書いたあのの作家さんいるんですけども、 これね、株機会をね、舞台にした、ま、 壮大な人間ドラマなんですね。ま、本当に あの男の一代期って言うんでしょうか。 あのうん。で、ま、そのね、あの映画を より深くね、印象付けたのが大く子さんて いうことでですね。ま、今日はその話なん ですけども、ま、要はですね、ビランシと してね、もう生まれた、そのもっと生まれ た才能を持ったね、あの、持ったあの立花 気候という男をですね、ま、ま、解名は するんですけども、あの、その吉田、あ、 吉田竜さん演じる、ま、菊がですね、その 、ま、長崎のね、人居の1問に生まれた これが1964年の設定のからね、始まる 設定なんですけど、ま、いわゆる人狂なの で、あの、いわゆるヤザのね、世界に 生まれたんだけども、高想で父親をなくす んですけれどもそこにね、合わせ偶然前 合わせた、ま、花井半治郎というね、ま、 丹屋の当手で、渡辺健演にる、ま、役者 さんですよねが、ま、そこでね、ま、神型 歌舞伎の名門のそのね、に引き取られて 歌舞伎の世界に身を投じるわけなんです けども、そこの炭治郎の実の息子として君 ていうね、男の子がいるわけです。ま、 大垣俊助介君、ま、横浜竜さんがね、演じ 、もう本当単性な顔たちで、ま、いわゆる プリンスというかね、将来約されたもう 本当にあの政党派のね、美男子というか 生徒派の筋を持った人なんですけれども、 おいたちもね、才能も異なる、あの、この 菊と俊助というね、この2人を鬼軸にして 、ま、色々ね、そこを、ま、あの、2人を ね、あの、ま、その運命の歯車がね、 大きく狂い出していくとそんなような話な んですけどね。これ監督がリサンイルさ んって言って、ま、フラがあるとかね、 許されざるものだとか、あの、その辺りの 作品書いた方ですね。怒りとかもそうかな 。だから渡辺健さんとかも本当によく出 てる方でですね。ま、あの、これ、あの、 うん、この映画家は本当にこの監督の熱意 かなと思いますけど、あと脚本がね、 奥寺ラ里子さんって言いまして、あの、見 たことある方もいらっしゃるかもしれませ んけど、サマーウォーズというね、傑作が ありますけど、時をかける少書とか、ま、 その辺りの脚本を書いた方で、この方のね 、脚本もすごくピントの当て方が上手だな と思いますけども、ま、何よりね、私が 今回注目したのがですね、これ撮影監督が ですね、フランス人のね、ソフィアン エルファンニーさんっていうファンさんっ ていうね、これアデルブルーは熱い色 でしたっけ?ま、あのパルムドール取った ね、あの映画があるんですけど、それの 撮影を行った方がいらっしゃって、この方 の色のですね、色彩感覚というか、その色 の取り方ですねが本当に素晴らしかったな と。とにかく俯瞰で取ったと思えばもう クローズアップでね、あのたりその 競り上がりのね、ところだとかその辺の その距離感っていうのは、ま、絶妙だった なというところでですね。あとうん。 歌舞伎の部体って基本的に影が映らない ようにね、浮用な世界みたいにあの本当に 医療がパチッとね、あの影がかからない ように移るっていうのがま、そういう証明 の設計されてるそうなんですけども、ま、 それを実にうまくリアルにあの描いてるな というとこなんですね。で、ま、出演が 吉田涼さん、これ主人公ですよね。で、ま 、横浜竜さんがいて、高畑みさんがいてね 、これがあの春江さん役ですか。で、あと 寺橋ぶさんのね、ま、これがあの、これは お母さんとか踊りの市販役なんですけども 、で、森七さんとかね、あの、あの、三浦 友とかね、出てたりだとかうん。あと、ま 、三合愛さんとかね。で、あと黒、私 すごいなと思ったら黒川蒼やさんでしたっ け、あの小役のね、あの 子なんですけど、ま、このとあと腰山け君 ですか、この2人のあの小役が、ま、見事 な舞を披露するというとこでとかね。あと 長瀬正さんだとか、島田さんとか、あの 宮沢エマさんとかね、中村ガ次郎さんとか 、田中さん、これが素晴らしかったなと 思いますけれども、あの、万木さん方です ね。で、最後が、ま、渡辺県というとこで ですね、ま、世界の県渡辺ですよ。で、 この方の、ま、半治郎役がね、もう本当に うん、素晴らしいなと思いますけれども、 このね、キャスティング民定でお気づきの 方いらっしゃると思うんですけど、これ2 世の方、いわゆる血を持った人を本当に うまく投してるわけですよね。ま、2世と 言ったら言葉悪いですけれども、例えば、 まあね、あの、中村ガ次郎さんなんかもう 歌舞伎のね、生徒派の方ですし、ま、宮沢 エさんつったらね、ま、いわゆる政治家の 地のあのところに生まれたあの宮沢キ一 さんがお孫さんでございますしで、三浦ね 、山口も萌えさんの息子さんですよね。 三浦孝弘だとか寺本さんもそうですし、 あと主題家のね、あの作死してるのがあの 坂本龍一さんの娘さんのね、坂本ミさんだ とかでこれとにかくねが今回のね映画の テーマですのでそこうまく実に キャスティングもあのうまく使ってるなと いうとこですけれどもまテーマはねこれ いわゆる継承というかですねあの受け継ぐ んだけどそこにねあの立ち肌というものと 才能というものです。ま、そこに2つのね 、間で揺れ動くその葛藤みたいなのを 描いているのですけども、ここにですね、 その服がどう絡んでくるかというのがこれ からのお話なんですけども、これ担当した のがですね、小川く子さんていう方で、 これ映画好きな方とかね、あの、これご 存知の方いらっしゃるかと思うんです けれども、これセラ服の時期間中だとかね 、だから1981年だから角川映画の創世 紀ですよね。ま、その頃からも衣装 デビューされてですね、これキルビルでね 、今サーマンさんがですね、黄色のあの カフみたいなね、あのに日本と思ったその ジャン、いわゆる黄色いジャンプスーツを 着てですね、ま、ポスターでね、映ってる の印象的だったかと思うんですけど、あれ の衣装とかを手掛けてきた方で、これ リサイル監督とはこれ5作目のね、タグと いうことで、ま、このあの利監督の作品に はこの方の人がついているっていうもの なんですけども、これ登場人物の行きざだ とかキャラクターだととか時代の編成を服 の色だとかその模様で表現して るっていうのはこれ実に素晴らしいなと。 で、是非ですね、このあの小川く子さんの このね作品に対するインタビューが載って ますのでこれ是非ですねいただければ、ま 、今回お話しするね内容はそれにもね、 あの当然絡んでくる話なんですけども、 とにかく色に対してこだわった映画なんだ なというとこでございます。で、じゃあ これからね、本題に入ってきますけども、 菊とね、俊助の服がどうなっているのかと いうとこでですね、これ色とスタイルの 代表をね、ちょっとお話ししてくんです けども、菊さんの衣装って言うとですね、 これ1980年代のいわゆる長崎出身のね 、まあまあ田舎から状況してくる感じでね 、ちょっとあのやんちゃな感じとか言い 切った感じの、ま、当時はグループサンズ というかね、ま、そういったちょっとあの 年代のね、ファッション性っていうか中性 的なファッションが流行ってたというとこ でですね、ちょ派手でなおかつ エネルギッシュな予想いでですね、彼の服 に注目していただきたいんですけれども、 この黒川蒼や君ですかねがあの着てく服だ とかその辺りのですね、あの色がですね、 ほぼ紫なんですね。で、あの、の、あの、 映画の冒頭でですね、あの、いわゆる神殿 の宴会の話があったと思うんですけれども 、ここでですね、これ、あの、立花組のね 、首のあの 旗が出てくるんですけども、ここの旗の色 が紫であったりだとかで、あの、よく見る とですね、あの、お母さん役の、えっと、 立花松さんをね、演じたい宮沢エマさん ですね。ま、冒頭しか本当出てこないん ですけども、紫の訪問を着てるわけです。 で、これ何が言いたいかっていうと、元々 立花というね、生まれねの出るという ところからですね、この菊君はですね、 あの 紫としての色を持って生まれたということ ね。まあまあすごくほのかに暗示してる わけですよね。だから、ま、神秘的でどっ かでミステリアしたんだけど、ちょっと あのうん、孤独な感じもね、するというか 、ま、とにかくあの、色がとにかく強い わけなんですけれども、これが実にですね 、あの、うん、うまく使われてるというか ね、ガンガ紫を持って生まれてきたんだよ ととこなんですね。で、ま、で、一方です ね、し介君というね、あの、男の子出て くるわけですけど、ま、名門のね、あの、 温蔵士というかですね、もうプリンススっ ていうか、あ、もうIBルック来てね、 ボタンダウンのシャツ着てたとか、 とにかくトラットでね、もうジャケットと かもかっこいい。ま、いわゆるお金持ちの あの、いいとこの子ということでですね。 とにかく、ま、生まれと育ちがね、あの、 あとは爽やかさみたいなところをうまく 表現してるんですけど、これがもう ほとんど青来てるんですね。青とか根景 ですよね。つまり爽やかさだとかその 追い立ちの良さをね青ベースにうまく表現 しているというとこでございます。だから 色彩設計形としてね、どういう風な位置に なってるかと言いますと、基本的にあの菊 はベースカラーは紫の生まれをね、色を 持ってきてお母さんのね、これあの育ての 親のあの清掃の色もね、あの紫でしたので とにかく紫として生まれてきたんだけど これ中盤以降でガラリと変わるわけですね 。で、象徴的なのは赤い樹を着てね、待っ たりするんですけども、あの、土佐回りだ とかね、地方回る時もですね、あの、あ、 白と赤のね、あのポリエステルのちょっと 大柄プリントのようなもので、これも白と 赤のところでね、あの、うまく表現してる んですけども、血に悩むですね、彼の主人 公としての葛藤をですね、赤色で表現して いるというとこでございます。ま、冒頭お 話ししたポスターのね、宝という字のあの 点の部分もこれ赤色なんですけども、ま、 それがね、赤というところを中盤はもう すごくね、あの、絞ってうまく赤色が うまく使われているというとこでござい ます。で、ゲの高みとしての色が白なのか なと私はね、あの、解釈はしてるんです けれども、ま、あの、 とかのね、ラストかとかも白だったしなと いうとこでね。ま、最初はあの、富士娘を 踊ったところなんかちょっとやっぱり紫が だいぶ意識されてるかなと。ま、最初の 部分ですけどね。というとこで、ちょっと 色がね、結構絡んでくるなというとこで ございます。だからも本当にうん、色は うまく使ってるなっていうのがですよね。 で、一方ですね、あの助 君のね、あの浴衣に着目するとですね、ほ 、ま、浴衣だから合色が多いとのはね、 当然なんですけど、これ柄がですね、あの 、タバのっていうね、ものを着てたりだと か、あの、あと車輪ですよね。これギ車だ とかいわゆるあの いわゆる車の車輪を表したものなんです けども結構柄として大きいわけですよね。 つまり存在感がすごくある柄をあで なおかつ古典のね正当派のものをすごく 使ってるんですけども一方ですねあの 気候の浴衣ってすごく柄が細かいんですよ 。だから繊細さだとか女性らしさだとかね 。ま、そういったものがちょっとあのうん 、すごく表現されてるなということで、ま 、嫌でも目立つね、立場のプリンスとして のが柄が大きくなっていて、で、すごく 繊細なね、心情に揺れ動く、ま、菊く君の 柄は小さいと。これ多分つなぎかなんか みたいなね、あの いうものが使われてたかなと。ちょっと そこまた見てみたいなと思いますけど、 これすごくいい柄の使い方だなと思って すごく関心してしまいましたから古典で 正当派っていうところがね、あの浴衣1つ からもこれは伝わってくるというとこで ございます。一方これね、春さんってね、 高畑みさんが演じた女性が出てくるんです けども、幼馴染みですよね。こでこの方 どういう立ち位かって言うと、2人のね、 男性の間で揺れを動くあの乙女心じゃない ですけれども、あのいわゆるですね、紫と 青でそれを両方とも邪魔しない色という ことで緑が彼の女の貴重カラーという風に なってるんですね。お傷きの方も多いかと 思いますけれども、これ彼女がワンピース 着てきたりだとか、あの着物を着るシーン があるんですけど、これほども緑なんです よね。つまり邪魔しない色ということで中 をね、うまく表現してるなというところで ですね。あ、これもすごく色の使い方が 上手だなという風に思いましたからこの3 人とかはね、本当にあの色色、色がま、 うまく実にうまく使ってるなと。でですね 、ま、ちょっとあの歌舞伎のね、衣装の話 していきますけども、ま、藤娘にしろね、 詐欺娘にしろ、ま、これ本当のね、衣装を 使ってて、これがすごいな。が30km ぐらいね、あ、なんか重さにしてあるわけ ですけど、ま、それをね、実にあのうん、 ま、本当に1年半の短連であそこまで行く のかというぐらいもう本当に練習して練習 して稽古してで踊れるようになったって いうのは本当にすごい役者ってすごいなと 思ったんですけれども、だから色彩のね、 コントラストというかですね、光と影の 使い方でうまくその映画としてのね、見場 をすごく使ってるっていうのが、ま、この 映画のね、ま、魅力なのかなというとこで ございます。でですね、是非今回ね、注目 していただきたいのが集名披露の場面が あったと思いますけども、この時にですね 、花井半治郎さんというね、渡辺健さんが 出てくるでがですね、で、ビッコとでした かね、あの集名肥料であの工場を披露する わけですね。で、その時にですね、上下 って言いまして、あの、東山の金さん みたいなちょっと肩があったね。で、で、 で、墓間を着て、ま、そこで、ま、 ネタバレになりますけど、ま、いわゆる そこで絶命のシーンがあるわけですけれど も、その時に来ていたね、この上下はです ね、これは実際にね、小川く子さんの、ま 、デさんとかね、このインタビュー記事に も載っててるんですけれども、これ是非 ご覧いただきたいのが青色とですね、紫の グラデーションというかですね、 ぼかし染めになってるわけです。あの、青 から始まって途中でですね。うん。紫に なってて、で、裾にかけてあの青くなって いるというとこでですね。これあの最初は ね、青で考えてたんだけど途中で紫になっ たと。でね、これ最後絶明する時にですね 、これ叫んだね、あの叫んだのは誰の名前 かって言うと息子の名前なんですね。瞬望 俊ってずっと言ってたというとこでですね 。最初はうん。息子をちゃんとね、あの、 後継者にしようと思ってたんだけど、そこ にね、あの、聞くが出てきてうん。で、 なおかつだけど最後ね、あの、絶滅の時期 時になるとやっぱり息子のことを思ってい たといってことで、それをね、衣装で表現 しているっていうま、これわかんない私の 推測ですけども、ま、これはすごいことを やってるなというのがね、まずここで 分かるかなと思います。だからね、2回目 見るって方はここのね、あの、上しの色に ね、着目していただきたいなと思います けどもね。 うん。だから本当にあの登場人物のそのね 、心情に色を合わせてるっていうのはここ がまあ1つポイントかなと思っております 。でですね、ま、ついでにですね、渡辺健 さんのね、衣装を言うとですね、これ髪型 のね、歌舞伎役者なので、あの柔らかい 印象なんですね。関東の気候なしと関西の 気なしは違うのよっていうのをね、ま、 以前の動画でも解説したことあるんです けども、関東て割とカチッとしてるんです よね。部たみたいにちょっと生地が しっかりしたものが多いんですけども、 あの、例えば黒も付きにしてもね、関西は 割とチリ麺のもの使ったりします。で、ま 、ちょっとね、つぎっぽいまではいかない けど、ちょっと質感がね、あの、脂肪が あるようなものをですね、ま、割と好んで いるってことで、渡辺けさんのね、あの、 実際の服装を見ると、うん、チリ麺のね、 もの使ってたりだとか、あとね、ハりとか でもね、これタバコの柄をね、あの、干し たものをですね、あの、使ってい るっていうことでね、これ京都の染本さん の高田勝さんっていうね、あの、顧問を 作ってらっしゃるところの監修で、あの、 作られたということなんですけど、ま、 こんな感じでね、出てるんですけども、ま 、ちょっと遊び心がありつつですね、 ちょっと柔らかい印象のね、あの、ものが すごくうん、うまく使われてるかなという とこでございます。でね、寺ラシはしのぶ さんのね、衣装に関してもですね、これ 踊りの市販ということでですね、うん、 割と濃い色のつぎだとかすりだとかうん。 割とね、強い柄のものが多いなっていうの をちょっと印象を受けましたね。うん。だ から、ま、女性の若手人とかとちょっと 華やかなイメージはあるんですけど、そこ はね、異厳を出しているというとこでです ね。うん。すごくあの色の使い方が上手だ なというかね。うん。っていうところは すごく感じました。ま、実際踊りの方はね 、そういうあの割と強い色使ったりもする のかなというとこでございます。あと マギグさんのね、自宅でのシーンだとか、 これ実際にちょすごい可愛らしいね、靴下 とかをね、あの、履かしてるってことで インタビューで答えてらっしゃいました けど、こういうのがやっぱりうまいなと いう風に思いました。で、これ衣装 デザインがですね、これ小川組み子さんの ね、言葉なんですけど、この衣装だけ 目立つのが、ま、本位じゃないというか ですね。ま、それは失敗だよっていうこと で、で、ま、あくまで物語と登場人物にね 、ま、保持するもので、だから、ま、衣装 自体がね、ま、着目す、注目、集約じゃ ないんだけど、日本にはね、その映画衣装 をね、褒めたえるような、ま、賞がない わけですよね。日本アカデミー賞でした。 ま、海外だとね、あの黒沢映画であの衣装 デザインでしたっけを取ったあの和田え さんとか有名なね方いらっしゃるんです けどどうしても裏方のねあのイメージは あるのかなと思いますけど実際にねこうし た映画をきっかけにですね衣装の力でです ねその舞台がより引き立つってところが ですね本当注目されると本当いいなという 風に思います。だからもう本当文学性だと か美術性だとかね、その演劇性だとか 歌舞伎の古典性みたいなところの創業芸術 としとね、あ、表現したという点でその 国報っていうのはすごくいい映画だなと私 は本当に個人的に思いましたから歌舞伎の ね、あの世界を通じてなんですけど、これ 小説もね、吉田一さんの出てるんですけど 、またこれ退避させてね、すると面白いか なと思います。これなんでリアリティが あるかって言うと吉田集一さんがこれあの 実際に3年間ね黒コになってですねその 舞台袖から取材してあの歌舞伎役者をねの 話を聞きながらこれ現稿を書いたという とこでね、ま、あの色々ラストだとかね、 あのエムコの使い方は原作とはだいぶあの 映画異なるんですけれども、ま、その辺り もね、着目していただきながらですね。 うん。是非ね、あのこの映画干渉していき たいいただきたいなと思います。ま、小説 ですのでね、あの、衣装の色に関しては ほとんど言及ないんですけれども、あの、 それをうまくね、あの、ポイント当てて、 あの、絞って、あの、表現したのがこの 映画なのかなというとこでございます。ま 、小川邦彦さんのね、私の話もね、あの、 聞いてくれていただければありがたいん ですけども、是非ね、このインタビューを 見ていただきたいなという風に思っており ます。だから次ね、見る方はですね、この 映画ね、着目する際で、その登場人物のね 、方のあの色にね、ついてあの是非ね、 あの、また感想とかね、あの、着目し たってことでね、思ったことあればまた あのメッセージいただければという風に 思っております。
#国宝 #映画 #着物 #歌舞伎
おおがやYouTubeチャンネル更新しました
着物フリートーク
ここがすごいよ
映画「国宝」の衣装を語ろう
色に込められた登場人物が抱える想いを紐解きました
動画リンク
本日の内容
①「映画『国宝』 衣裳で語る人間ドラマ」あらすじ
②「デザイナー小川久美子氏の世界」
③「喜久雄と俊介の色彩設計」
④「歌舞伎衣裳の工夫とリアリズム」
⑤「脇を支える人物たちの着物」
まとめ「衣装が語る心と時代」
■はじめに:歌舞伎と映画をつなぐ「衣装」の力
映画『国宝』は、吉田修一の同名小説を原作に、歌舞伎界を舞台とした壮大な人間ドラマを描いた作品です。その世界観をより深く、強く印象づけたのが衣装デザイナー・小川久美子さんの手がけた衣裳です。登場人物の心情、時代背景、そして舞台衣装の美しさが、繊細かつ大胆なデザインで映像に昇華されています。
■1章:『国宝』という物語とその背景
『国宝』
この世ならざる美しい容貌を持つ立花喜久雄(吉沢亮)は、長崎の任侠の一門に生まれた。抗争で父親を亡くしたのち、上方歌舞伎の名門である丹波屋の当主・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られ、歌舞伎の世界に飛び込む。そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司の大垣俊介(横浜流星)に出会う。正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる喜久雄と俊介はライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げる。しかし多くの出会いと別れが、二人の運命の歯車を大きく狂わせていく。
監督:李 相日、脚本:奥寺佐渡子
出演:吉沢 亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森 七菜、三浦貴大、見上 愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、中村鴈治郎、田中 泯、渡辺 謙
2025年6月6日(金)より全国公開。東宝配給。
『国宝』の物語は、1960年代の長崎を起点に、歌舞伎の世界に飛び込む喜久雄と、生まれながらに名門の御曹司として育った俊介の対比を軸に描かれます。二人の青年がライバルとして芸を極めていく姿は、現代の価値観では測れない「継承」と「個」の葛藤を浮き彫りにします。
監督・李相日氏のリアリズムに裏打ちされた演出は、衣装による視覚的表現の力も強く要求しました。人物の心情や時代の変化を「服」で語ることが、この作品の中核のひとつでもあるのです。
■2章:衣装デザイナー・小川久美子の美学と経歴
小川久美子さんは、1981年に『セーラー服と機関銃』で映画衣装デザイナーとしてデビュー。『キル・ビル』のユマ・サーマンの黄色いジャンプスーツをはじめ、国内外で印象的な衣裳を手がけてきました。
映画『国宝』では、李相日監督との5作目のタッグ。彼女の衣装哲学は「人物の生きざまを衣装で語ること」。喜久雄と俊介という対照的なキャラクターを、色彩と素材の選択で巧みに表現しました。
小川久美子さんインタビュー記事
https://soen.tokyo/costume/kokuhou250606/
■3章:喜久雄と俊介――色とスタイルの対比
喜久雄(演:吉沢亮)の衣裳は、1960年代の地方出身の若者として、グループサウンズを思わせる中性的なシャツや光沢ある素材のジャケットなど、やや派手でエネルギーのある装いが中心。色は「紫」を基調とし、彼の内に秘めた孤独や情熱を象徴しています。
また映画の冒頭、立花組の宴会の様子が写し出せれますが、そこでの組の旗、しるしは紫、また喜久雄の義母マツの着物も紫色です。この辺り、喜久雄の出自、元来持つ色が紫色であると想像することができます。
一方、俊介(演:横浜流星)は、名門の御曹司らしいアイビールック。ボタンダウンシャツやトラッドなジャケットで「格式と安定感」が演出されており、彼の生まれ育ちを衣装が雄弁に語っています。
色では「青」がベース。誠実さと気品を象徴する色として、喜久雄とのコントラストが際立ちます。
喜久雄(吉沢亮)の衣裳設計
色彩設計として
ベースカラーを紫に統一。義母の正装の色から受け継ぐ
色と心理の移り変わり
中年以降は赤襦袢で心の苦悩を表現
最終的にはモノトーン(白黒)へ。研ぎ澄まされた芸と「何かを失った心情」を併せて表現
歌舞伎舞台用衣裳
ドサ回りではポリエステル・大柄プリント。高級さより実用性重視
「鷺娘」ラストでは白×銀鼠箔の衣裳へ一変。ぶっ返りによる表情転換を演出
俊介(横浜流星)の衣裳設計
アイビールックを基調に、育ちの良さと伝統的雰囲気を表現
色は「高貴な青」で統一。ボタンダウンやブレザーなど、端正な服装スタイル
春江(高畑充希)の色柄
喜久雄・俊介をつなぐ役柄として「緑」を基調カラーに選定
■4章:歌舞伎衣裳のリアリズムと映画的再解釈
劇中では「二人道成寺」「二人藤娘」「鷺娘」といった実在の歌舞伎演目が登場します。その衣裳は本物の歌舞伎衣裳を借用しつつ、映画ならではのアレンジも加えられました。
特に注目されるのが「鷺娘」のシーン。喜久雄が精神的に追い込まれていく中で、「赤襦袢一枚」の姿で舞う場面は、色彩のコントラストとともに、人物の内面を際立たせています。
また、襲名披露で着用する半二郎の裃は、喜久雄の紫と俊介の青をグラデーションで織り込むなど、細部にまで演出意図が込められています。
■5章:脇役たちの衣裳――細部が世界観を築く
渡辺謙が演じる花井半二郎の装いには、上方歌舞伎の柔らかな印象を出すために、ちりめんなどのたおやかな素材が使用されています。
寺島しのぶ演じる幸子は、師匠としての凛とした存在感を出すため、日常では紬や絣、表では力強い柄の着物を選択。
若手女優陣の衣裳にも、彼女たちの世代や社会的立場に合わせて文様や色味が調整されており、映像に映らない足袋やソックスにまでこだわりが見られます。
■6章:衣装デザインの価値とこれから
小川久美子さんは、「衣装だけが目立つのは失敗」と語ります。映画衣装とは、あくまで物語と登場人物に奉仕するもの。しかし、日本では映画衣装を評価する賞がほとんど存在しません。
だからこそ、彼女は『国宝』をきっかけに「衣装の力」をより多くの人に伝えたいと考えています。衣装は単なる服ではなく、文学・美術・演劇の交差点にある総合芸術。『国宝』はその魅力を最大限に引き出した映画の一つです。
■まとめ
映画『国宝』は、歌舞伎の世界を通して、人間の情念や芸への執念を描いた作品です。その映像美を支えた衣裳は、ただ美しいだけでなく、観客の感情を深く揺さぶります。
衣裳によって「物語・人物・時代・心理」を多層的に描いた作品
洋装・歌舞伎・小物・色彩すべてが綿密に設計されており、衣裳の力で映画世界を支えている
衣装デザイナー・小川久美子さんの緻密な仕事は、映画を観る新たな楽しみ方を私たちに教えてくれます。ぜひ、次に観るときは衣裳にも注目してみてください。