【B級1組】 2回戦 「佐藤康光九段、服部七段に続いて伊藤叡王撃破なるか?」 2025/07/14

順位戦BQ1組の2回戦が終了しました。 各組とも順調に進捗ようだな。 特にB1組だけは13 回戦まであるため他のクラスよりも早めに進行していきます。 小級は2名で高級は3名だな。13 名中3 名が高級のため比較的良い成績でも高級の可能性があります。 ましてや成績が振わないと残留可能性が小さくなってしまうわけだな。 今期はこれら13 名の騎士で争われています。 しかし前期の残留者の成績を見ると 7勝5杯から5勝7杯か。 それ以上の成績で消ですがそれ以下の成績で高級だったわけです。 実力が白注しているため成績が 6勝6杯あたりに集中するわけだな。 消するためにはそこを抜け出す必要がありますし、残留するにもそれなりの成績が必要になるわけです。前回終了時点の確率状況を見ましょう。 小級確率は伊藤組がトップで 46%だな。大橋七段が34% でおいます。 ただ確率2 桁の騎士も多いから消争いの行方はまだ分からないよな。 残留確率の方を見ると 80%未満の騎士は6名です。 そうすると6名中3 名が高級ということか。 残留確率が高くない騎士は 80% 以上の騎士を残留に巻き込みたいところです。 基本的には直接対決で勝つことで争いに巻き込むことができるよな。 BQ1 組は相当たりのリーグ戦なのでそれが可能です。 それでは第2 回戦の対局表を見ましょう。数字は消率と残留確率です。黄色は確率トップ 3名を表し対局内容を簡単に紹介します。 その3局はかなりの高対局だぞ。 それでは対局結果を順にお知らせします。最初の対局は菅蓋 8弾が大石し7弾を破りました。 菅蓋は確率上位に上がってくる可能性がありそうだな。 確率上位の騎士の対局結果次第です。それでは広瀬団と稲葉 8弾の対局を紹介しましょう。 稲葉も勝てば消確率上位に上がってくる可能性があるぞ。 これは50手目の局面です。 稲葉が角を打って攻撃してきたな。 稲葉8 弾は異のままなのでその点が気になるところです。稲葉 8弾が6 号系と両取りに軽を打ちますが広瀬団は手抜いて軽を跳ねます。 まさしく両取り逃げるべからずだな。 どちらの攻めが早いかの勝負です。稲葉 8弾が88 銀と詰メロをかけたところで広瀬九段が馬を切ります。 これは広瀬が決めに来たようだな。 この局面で稲葉8弾が投領しました。 ギリギリの終盤には見えるが広瀬がきっちり読み切っていたようだな。 広瀬九段は1 回戦は抜け番でしたのでこれが初戦ですが白星スタートになりました。 稲葉は一生いっぱいになったが消性はまだ十分にあるぞ。 続く対局はっ取沢田七団を破りました。 はっ取1回戦で厳しい洗礼を受けたが 2戦目で白星を上げたな。 沢田七団も一生一ぱとなりました。 小確率2位の大橋7弾と斎藤8 弾の対局に行きましょう。 斎藤新太郎も勝てば昇確率を復活させてくるぞ。 これは65手目の局面であり、斎藤 8弾が飛車を1筋に回したところです。 後手は不切れだから1 筋の突破を防ぐのが難しいぞ。 その通りで斎藤8 弾は飛車をなり込みます。 一方で大橋は大駒がまだ慣れていないし、ちょっと出遅れ感があるな。 先手が穴熊で硬いこともポイントになりそうです。 斎藤8弾が74系と追撃しますが、大橋 7段も反撃です。 受けてばかりではダめということで、大橋も攻めてきたということだな。 しかし穴熊を崩すのは難しかったようで、大橋 7弾は受けに回ります。 そこで斎藤新太郎が再攻撃をしてきたわけだな。 後手はかなり苦しい展開です。そしてこの局面で大橋七段が投領しました。 この将棋は斎藤新太郎がうまくやった感じだな。 これで斎藤8弾も大橋7 弾も一勝一ぱとなりました。 大橋は確率を下げてしまうだろうが、斎藤新太郎は確率を上げてくるだろうな。 小級確率トップの伊藤英王と佐藤安蜜九段の対局も内容を紹介します。 佐藤安蜜光は1 回戦ではっ取りを撃破したし、この 2回戦で伊東も撃破したいぞ。 そうなれば消確率を大幅に上げてくるでしょう。これは 22 手目の局面でありご手の佐藤休みつ段が仕掛けます。 かなり早い仕掛けだし珍しい仕掛けでもあるよな。 前例は非常に少ないようです。 佐藤安は百戦 連磨経験を生かして伊藤と戦うつもりだな。 佐藤安蜜光九段が27 歩なりとすれば伊藤英王はそれに構わず 43銀なりです。 激しい戦いになってきたな。 佐藤休みつ段が24 角と飛車取りに打ちますが伊東英王は構わずに 9筋を攻めます。 伊藤匠が決めに来たようだな。 佐藤休みつ段はし受けます。 しかし同角なりがあるからこれは受けになっていないのではないのか。 後手に角を渡すと先手玉に即があるのです。 なるほどな。 しかし伊東英王は弱くなった玉島を攻めます。 これは厳しい感じだな。 結局この局面で佐藤安蜜九段が投領しました。 佐藤安蜜光が技を繰り出したが伊東が的確に対応したようだな。 これで伊東英王は2 連勝となり休みつ段は一勝一ぱです。 伊藤組はさらに確率を伸ばしそうだな。 最後の対局は青島七段が勝利し一勝 1敗としました。 破れた石は2連敗となってしまったか。 しかし全体を見ると2連勝は伊藤ただ1 人なのか。 そして連敗も石七段だけです。 抜け番だった騎士はいるがほとんどが一生一ぱという状況だぞ。 実力が白注しているので不思議ではないでしょう。それではシミュレーションによって消率を分析しましょう。 よろしく頼むぞ。 [音楽] 始まったな。 始まりましたね。 多くの騎士が一斉に飛び出してきたな。 その中で伊東英王がトップです。 50%に到達したな。 そして広瀬九段が2 番手になったようです。 広瀬は今回が初戦だが確率が高いんだな。前回終了時点の分析では確率が [音楽] 3位でした。前回確率 2位の大橋7弾が破れたので広瀬団が 2位に上がったのだと思います。 そしてはっ取りと菅害が20% 大前半だな。 はっ取り7弾が少し引き離し20% 大後半のようです。はっ取り7弾は1 回戦で破れて確率を下げましたが、今回勝利して確率上位をキープです。 そして大橋と菅蓋が20%前後だな。 大橋7 弾は今回の配線で確率を下げました。 しかし4番手は維持しそうな感じだぞ。 2 勝霊牌が伊東英王だけになり、多くの騎士が一生一ぱになったことが影響しています。 それで順位を大きく下げることがなかったわけか。 斎藤8弾と田7弾が確率12% くらいです。 沢田までが確率2桁になりそうだな。 シミュレーションが終了しました。昇級確率をまとめるとこの通りです。確率が 10% 以上変動したところには矢印をつけています。 伊藤が確率を10%くらい上げたのか。2 勝霊杯はただ1 人であり単独周囲に立ったことも影響しています。 そして広瀬が2番手だな。 小級は2 名ですから伊東英王と広瀬九段が現時点の小圏内です。しかし 3 位以降の騎士にも十分にチャンスがあります。 3位がはっ取りで4 位が大橋だが、やはり大橋は確率を大きく下げてしまったか。 ただ20%ですし、まだ2 回戦ですから挽回のチャンスがいくらでもあります。 菅と斎藤新太郎と田も確率 2桁だからチャンスがあるよな。 稲葉8段以降は確率が1 桁になりますが、白星を積み上げればすぐに 2 桁になります。各騎士の残留確率も見てみましょう。残留確率が 80% 未満の騎士の顔ブれは変わっていません。 ただ個別騎士の確率には大きな変動があるぞ。 今回は石井段と青島 7 弾の対局でしたが、特にその結果が大きく影響しました。 青島が残留確率を大きく上げたが、反対に石が大きく下げてしまったわけだな。 石井の残留確率はちょっと危険のように感じます。 ただここから白星を重ねれば残留確率を上げることができるぞ。 小級ライン確率を見ましょう。 8 勝4杯の確率が最も高いが 9勝3杯になる可能性も結構あるんだな。 現時点では各騎士とも3 杯以内を目指すべきでしょう。 2 杯ならばほぼ間違いなく消給できるということだな。 10 勝2 杯が昇ラインの時は頭羽発生確率が低いので 10勝2 杯の成績ならば大丈夫でしょう。続いて残留確率です。 5 勝7杯か4勝8杯ということだな。 残留のためには現時点では 5勝以上が必要でしょう。 高級点制度ではないから来期に挽回するということができないからな。 残留の確実性が高い成績を目指すべきですね。最後に第 3回戦の対局表を見ましょう。 数字は消確率と残留確率です。なお大橋 7弾は抜け番です。 やはり昇級確率上位 3名の対局が注目だな。 特に広瀬九団の相手は斎藤 8 弾であり小確率上位者同士の対局となります。 斎藤新太郎が勝てば確率で広瀬を逆転するかもしれないぞ。 広瀬九段としては勝って消確率を伊東王に近づけたいでしょう。 次回の対局も消争いに大きく影響しそうだな。 ということで今回はこれで終わりです。 また投稿しますので是非見てください。

B級1組は2回戦が終了しました。

1回戦で服部七段を破った佐藤康光九段は、2回戦で伊藤叡王に当たりました。
佐藤康光九段としては、若手棋士代表格の2名を破って、若手の壁になるとともに、自身の昇級確率を上げたいところです。
対局はどのようになったか?

他の対局結果も紹介した後、昇級確率と残留確率を紹介します。

【所属者】(順位の順)
菅井竜也、稲葉陽、澤田真吾、大橋貴洸、
広瀬章人、斎藤慎太郎、佐藤康光、大石直嗣、
石井健太郎、髙見泰地、服部慎一郎、青嶋未来、伊藤匠
(将棋、確率分析、ゆっくり解説)

18件のコメント

  1. 大橋七段はB級1組の中で徐々に順位を上げていますね。今期こそ上位二位以内に入ってA級に昇級してほしいですね

  2. 伊藤さんは順位最下位なので、他より一つ多く勝たないといけないのがツラいね
    伊藤さんは去年みたいに2人が抜け出す展開となるのが理想なのかな

  3. 拮抗状態がこのまま年末とかまで続くと、たまたま今年調子悪かった棋士 1 名(は仕方ないとして)と、最終 2 戦くらいで事故った棋士 2 名が降級する展開になるのが目に見えて、今から既に心臓が痛い

  4. ありがとうございます。1勝1敗ばかりになりましたね。イトタクは昇級するでしょうか。康光さんにも期待しています。

  5. 早くも大混戦ムードになってきたか。
    いかに先手番をキープするか、後手番でブレークするかの戦いになってきたか。

  6. 今期は本当に鬼の棲家感が強いですね
    イトタク、広瀬、菅井、稲葉、澤田、慎太郎、服部(敬称略)あたりは正直A級にいて名人挑戦を争うべきメンツで
    大橋七段を応援してはいるけど今期昇級はあまり期待してません
    かつての残念四天王(山崎、橋本、阿久津、松尾)くらいのポジションの棋士だと思ってるんで

  7. 全勝2(連勝1)
    全敗2(連敗1)
    五分が9
    拮抗してますね……

    伊藤叡王が3連勝できるかどうかが気になりますね

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