【潜入】「触れただけで切れる」和剃刀の世界|三条製作所:水落良市、稲垣良博|近藤製作所|新潟県三条市

どうも潜入OIRIです! 今回の先入先は新潟県三条市 和カミソリで有名な三条製作所 そして動画後半では鍬を作っている近藤製作所 今回は包丁ではないですが 他の刃物がどういったものかを知るというのは その切れ味をより理解する上でものすごく大事なことだし 何より楽しすぎます 特に皆さんに今回知っていただきたいのは カミソリの切れというのですね よくとにかく切れ味を良くするにはどんな研ぎでどんな砥石がいいですか?という質問 たくさん来るんですけど そのヒントが今回の動画にはあります 僕が今まで触ってきた刃物の中で 最も切れるなって思う刃物は かみそりです 僕の人生においてはですよ これから新しいものに出会ったら変わるかもしれないですけど 今では圧倒的にカミソリが切れると経験上そう思ってます なので普段包丁を研いでいる人でも 今回の動画で何かしらヒントといいますか 刺激になる内容となっているはずなので ぜひ最後までごゆっくりお楽しみください それでは本編へどうぞ 水落さんだ!
こんにちは こんにちは 砥石ですね 終わったものがこういう感じで 主に日本剃刀(和剃刀)を中心に作っております あと切り出し小刀ってのをやっております 私、水落良市と申します こちら、若手 岩崎さんいた頃は、昔は石の説明から。 今回はちょっと工程から まずこの鉄を、地金作りといって 火で熱めまして、形をある程度作ります この刃の方はちょっと薄く、峰は厚くして この状態になってから次に、鋼付けという作業を行います 鋼付けはですね、この母材の鉄に この鍛接材という これは、ホウ酸と鉄ですね 鉄粉、酸化鉄ですね それが混ざった粉になります これを母材にかけまして ある程度軽く熱しまして、母材にかけます その上に鋼 これ、うちの1丁分の鋼になるんですけれども これを乗せて、炉の中に入れます 炉の中で約1000℃くらいまで赤めます この鍛接材が溶けますので 溶けた時に取り出しまして すばやく叩くと 鍛接材が全部外に出て このようにくっつきます これでも完全に取れない状態になりま この状態から、次に この厚みがありますから、かなりの厚みがあるので この厚みをまず伸ばしまして そこから鋼を鍛えていく 鍛造という作業に入っていくんですけれども 約5回くらいに分けまして 鋼付けの温度から温度を徐々に下げていって 前の作業より熱を上げない鋼付けをして 次に薄くするんですけれども 1回でこの薄さをババーッと出すのではなくて 温度を下げながら5回くらいに分けて 5回目でこの幅と厚みになるように 鍛造していきます 今こういうように断面が三角状の形になっていると思います 片刃の刃物は裏に 樋という鋼側ですね この鋼がついている側に 樋というくぼみがあるんですね 凹みですね 樋口一葉さんの樋っていう字を書くんですけれども 剃刀の場合だと 他の刃物に比べて樋が深くなると思います なので樋入れという作業を行います へこんだ金床に軽く300~400℃くらい熱を加えまして へこんだ金床におきまして ここの部分を槌で叩いてアールを付けます それ専用の金床があるわけね そうですね。へこんだ金床です 今ここに裏側に槌の跡が かなりついてしまうので 次にならしという作業で膨らんだ金床で鋼面を下にしまして 槌で叩いていって 鋼面を平らにして 綺麗につるつるに槌の跡を消します 今ならしという作業をし終わると 裏を平らにしたので この裏を基準に表側を削ります その後これが焼き入れ前の状態になっています これに焼き刃土を塗りまして 水で急冷します そうすることによって鋼が この母材の鉄は変化しないんですけども 鋼だけ変化しまして このようにこういう状態になります 焼入をしますと狂いが せっかく平らにしたんですけども 狂いが生じるので それを槌や砥石を使ってまた平らにします 平らにしてまた表を 裏を基準にして表を これだけ厚みがありますから薄くしていきまして 最後に頭を切断するんですけども これをわざと切断したの? そうですね 落として割れたわけじゃないの? 違います こちらは鋼をここまでしか付けていないので 先っちょのところと落とす必要がある これ切ったもの。皆さんに見てもらっていいですか? 断面が 鋼の部分 それだけ伸ばして薄くするんです 切断する理由としましては 刃を卸ろす時にこういう 持ち手があると非常に便利なので そういう理由もありますし あと先端の 垂れ。 を起こすのって大変なので その部分を切断しちゃおうという こういう上に切断しますと角が出てしまいますので 角を丸めまして で、砥石に 平らな砥石に 平らな砥石に 当てると この峰と刃先が 当たるようになります で、表側は シノギと刃先が砥石に当たるようになっています 以上でございます これ玉鋼 これは刀を作る時に日本刀を作っているんです 岩崎さんが昔こういうの研究してましたので 今はスウェーデン鋼 剃刀は 刃がかなり鋭角なので 」かなり繊細に扱わないといけないので かなり繊細に扱わないといけないので 置く時っていうのは 裏側を上にして置きます で、刃先は絶対に地面につけないように こうまず縦に置いたらこういう風に置いて こうやって置いちゃうと刃がやられてしまったりするので ちゃんとこうやって置いて あと裏側でこうも あんま置かない方がいいと思います しましたらじゃあ次は 一般的に鉄と鋼 似たようで異なるものなんですけども 鉄に炭素が膨らまれると鋼になります 鉄と炭素の合金が鋼といいます で、そのですね いろいろありまして鉄の種類 炭素の量によっていろいろ種類がありまして 例えばこういった槌ですね これも鋼です 剃刀も鋼ですよね 剃刀の鋼で槌を作ると どういうことが起こるかっていうと すぐ割れる。 そうですね そういうように 用途に応じて 鋼を使い分けることが重要になってきます これまあ 僕は鉄って言ったんですけど これも鋼になります 極軟鋼という鋼です 鉄っていうのは もうほとんどないと思ってもらってもいいかもしれないですね あんまり 皆さん見たことがないかもしれないです それは非常に鉄は 炭水の量が少なくならないと 鉄にならないので これも僕らは母材として使ってますが鋼です こういう雨状の火花 これが玉鋼なんですけど 鋼はこういう線香花火みたいな 炭素が燃えるのでパンと開きます 違いは一目瞭然 火花も出てますけど雨も中に混じっていますね 雨もいると思うんですよ タガネですね 薄い鉄とか切ったりするときに使うんですけど こういうものも打撃に使うので あまり炭素量が高いと割れててしまってね 使い物にならないので まあ大体槌と同じくらいでね それから作業工具 これもハガネです 槌よりはちょっと多くなったのかなと でこういうのはカーボン量の高いものですね これは鉄を切る道具ですね こういったものは熱に摩擦熱で 切削しているときに そういったときに熱が加わると 普通のハガネだともう200度くらい熱が加わると どんどん焼きが 硬さが落ちていってしまうんですが こういったものはこういう摩擦熱がかかっても 硬さが落ちにくくなっています そういったものは鉄と炭素プラスいろんな・・・ 鉄と比べてちょっと赤っぽい ほんとだ、色が違う これが鋳物 鋳物だと炭素量が2.1%以上 炭素量が多くなると こういう火花が出ます 鋳鉄は溶かして流し込むので 2.1ぐらいになると 溶ける温度が低くなるので 流しやすい、 流し込んできれいに 全体に回りやすくなります こういったようにある程度の火花を見ることで これ結構炭素量多いのかなとか こういった火花を見ることができます 以上です これは鉄の部分です これがハガネの部分 こういう風にハガネが出るまで 削ってもらうといけない だから火花を見ると 明日仕事する時に(切出小刀作り)  これがハガネが出ているなって分かりますから 巻く職人さんは別の所で巻くんですか? 巻く方は自分で巻くんです そういう方もいます 材料は何? 籐(とう)というね この辺の草ですね じゃあ 剃刀の 実際我々は 工場でできた状態ですと お客様が満足できないんです 切れないんです 工場でできた いい加減の刃はついているんですが それでは切れないんです それで一応お客様が使えるような状態に うち全部一本ずつ全部やるんです それで今これをやります いわゆる京都でとれる正本山ってやつです 非常に研磨力があって なおかつ細かいんです これが三河白名倉っていって 要するに徳川家康の生まれたところです(愛知) これねほぼ研磨剤としては 細かいのは似てるんですが これ柔らかいんです 硬いところに擦り合わせると卸りてきます これで いわゆる 硬い研石の上に単に研ぐよりも ちょっとこれをやると 石鹸水を撒いたような感じで 非常に滑りやすくなって仕事が楽なんです 京都の正本山中山っていうね マルカ正本山って言い方します これが三河の白名倉っていう 三河地方っていうのありますよね それで 一応こういうふうに研石に馴染むように チーッとやってもらいます こうやっているうちにもうほら ちょっと液が黒くなってきます これもう研げてるんです 少しずつ研げてるんです でこういう状態で馴染んだところで 今度私らは八の字研ぎって言うんです これ八を書いてるんで これ両方から刃をつけてます だから一般の方は両手でやる方が多いです 反対にこうやって でも私らは力入れない方がいいので 片手でこうやる これあんまり力入らないんです 一回一回切り返さないといけないんですかね  これ八の字ですから だから一般的に片刃の包丁なんかは 裏を一回研ぐのに表側を十回くらい研ぐと そういうのが常識的なんですが これは軽い研ぎ方ですので 裏表同じように研いでます 刃に向かって進んでるのも意味があるんですか? ん? 刃の方向にこうやって これ刃先行ね 刃先行、 それからこういうやり方もあるわけです どう変わりますか? 刃後ろになるとどうしてもこうなりがちなんです それで布なんか、これから布やりますが 布なんかは刃を先行にすると 突っかかって進みませんので それは峰の方先行します だから、 砥石によって研ぎ方も変えてもらって どの程度研げたかはちょっと分かりませんので 確認します 顕微調みたい 昔は顕微調、 細かいね 300倍、400倍の顕微調を使ったんですが 目が疲れてダメなんです とってもじゃないね これ一回私ら1ロット25本くらい 1日かけて研ぐんです でも目が疲れてね この程度の拡大鏡で見させてもらってます 本来、 これ研磨剤 180番という研磨剤の さっきまで 稲垣くんが剃刀の 鋼の面を研いだので使ってたんですが こういうものは研ぎの場合は非常に荒くて これ全部欠けになります ですからこういうものはあるところでは 我々は普段やらないんです うちはもう事務所行ってやるんですが 今日は皆さんあちこち行ってもらうわけにはいかないので こういう荒いところでもやりましたけども こういう状態で だいたい研げたということで 今度は これダイヤモンドペースト これね 男の背広の裏地 裏地は大体絹の多いんです それを使ってます これもうすでにいっぱい撒いてあるものですから わずかしか この上で さっき おいりさん言った 今度はこうやれないんです 何番ぐらいのダイヤモンドペーストですか? 1ミクロンです 14000番って書いてました 斜め下に動かしてるのもなんか意味あるんですか?横じゃなくて 横でもいいです 膨らんできたりするんですこれ  土台は何なんですか? そう僕も気になりました土台なんですか? 土台、木ですよこれ 木なんですね 耐油のゴム板 これが、これ木です 木に布をかぶして その前に今稲垣くん言ったように それ耐油性のね、あの油に強いやつをやると あの負けませんので そういうのを敷いてその上にあの背広の裏地をやるんです いいよ俺 半分だけ? 全部に決まってるじゃん、なに半分って !(笑) トンボが止まったら切れたっていう逸話は本当にあるんじゃないですか(笑) そういう世界ですよ これって中山終わりだったらこれできないんですか? いえ、いいんです 中山終わりはそれでいいんですが あのちょっとね、鋭さがあって 稲垣くんが先ほど言った いわゆるコードバン そこにありますが いわゆる革砥ってやつ そうすると トイシだけですと今 あのピタッと合わせたものを こちらからピタッ こちらからピタッと合わせると ピタッとなるわけです で、これはちょっとあの山のとんがりが強いんです それですとやった時に 食い込みがちょっと入りやすいので すぐ切れちゃう それでこれで少ーし一番先端部分 少ーしこうカッと丸める そうすると当たりが非常に柔らかくって お客さんにも喜ばれると そういう肌触りの良さをこれで出すわけです だから包丁なんかの場合は それやらなくても構いません 構いませんが いわゆる肌に当たる我々のものはね 他の刃物と違って肌に当たるものなんです 他のものは文句言わないんです 木工関係とか 今の包丁はナッパ切ったり 肉切ったり魚切ったり 彼らは文句言わないんです ところが肌はね 切れないと文句言われるんで それで非常に微妙なところまでやっぱり言います 先ほど稲垣くんが言った こういう風にやっただけで ちょっとぶつかると刃が上手くないんです 本当に綺麗になっているものが その部分がちょっとダメになる いつだったっけここに来られた方が (爪チェック)  あ、それ勘弁して下さい! 爪は絶対ダメです 包丁はそれほど極端な切れまで言わないんで 何とか切れは出るんですが 剃刀は今お話のように 気持ちいい刷りをやらないと お客さんが喜ばれないので それが難しいです 私するわけいかないもんね 切出 400倍って日本酒の酵母が見える世界ですよね 目が疲れるんです 時間がある程度迫っておりますので ご質問があったらどうぞ いいですか はい、どうぞどうぞ ここでは革砥の代わりにダイヤモンドペースト? おっしゃる通りです 革砥は普段はやってない? 使わないです 皮でもね、手入れがね なかなかあれね 皮を柔らかくしておかないといけない それで下手すと傷が入ったりするんで 皮砥もなかなか面倒なんです それで私ら、今ダイヤモンドペーストは これ簡単に手に入るものですから 今はもうダイヤモンドペーストでやっております 街の中で皮砥を使っている方も多いです やっぱりこれのバランスってあるんですか? おっしゃる通り、あります どこら辺に重心とかがくるように? さあ、それは! 手の大きさにもよるだろうし その辺は僕なんかは結構気にして 結局 今だったら鹿一頭を捌くのが4時間なんですよ 猪だと8時間くらいかかるんで そうすると 結局重心の位置で 疲れが変わってくる そう、そう、疲れが違うんですね 木の柄の方を削って重心位置変えたりなんかして 1日中捌けるように それはその人にとって違うんだよ そこがいいとは言うのは分かんない 厚みもこの辺を一番厚くしてあります というのはここに親指を掛けて木を持っていくものですから その辺は厚くしてあります うち鍛冶屋って言って 鉄を叩いて伸ばして 作ってる これ今収めるやつで 自分で6代目なんですけど 初代の方は野鍛冶って言って なんでま屋さんみたいな 野原の野って書いて、 鍛冶屋の原点みたいな感じで なんでも屋さんだったんですけど 畑が多かったんで 農業が盛んになったら 鍬を作る需要が多くなって 2代目くらいから 鍬を作り出して 全国各地の鍬を作るようになった うちの始まり 一番最初に始まったのは もともと鉄なんてない時代は 木槌で砕いて使ってた そこから鉄っていう材料ができた時は こういう風呂鍬っていってるんですけど これが鍬の原点って言われて 鉄 貴重だったんで 木の部分が多いんですよ こういうのを一枚で割って ここに木を差し込むっていう そっちの方が面倒くさくねーか? そうなんです! ただその当時プレスもない 大昔 今はそういう機械がどんどん進んでるんで 形がこれだけ作れるようになった 僕、神奈川県から長野の諏訪に引っ越した時 鍬ですごい苦労したのが ここの角度なんですよ 諏訪の鍬ってものすごい寝てて 神奈川の鍬はもうちょっと立ってる感じなんですけど 秋田鍬とか 山形鍬 これも山形 これが名前が大正鍬っていうんですけど 福島とかそのへん これが信州鍬 大体長野県ってこういう丸いやつなんですよ 斜面用なんでこんなにきついんですよ 山の斜面で使うのはちょうどいいんですけど 真っ平らな畑だと寝てるとやりにくいんですよ こんな姿勢になっちゃって これなんかは斜面で 山形は山の斜面でやるんで これめっちゃ角度ついてるんですよ で、柄が短いです じゃあなんでこんな形なんだっていうと やっぱりさっき言った野鍛冶っていうのが 昔全国各地にいて その近所の人が 「もっと角度が寝てる方がいい」 っていうのがどんどん浸透して でも今はネット社会になったんで 他の各地のやつ見れるんですよ 昔は知らなかったんで それが当たり前だと思って 使ってたんですよ それが今はネットになったんで 自分はさっきのように こういう形がいいとかって ネットで見て買われるんで あんまりそんなに違いがなくなってきた ただあと板厚が厚いとか イコールそれ重いとか 重いのが嫌だとか 軽い方がいいとか っていうのは個人の自由だと さっきの昔の鉄の方がいいって理由は(言ってた話) 鍛えてるからですか? いやもう素材自体が違うんですよ 俺も大昔いないから分からないんだけど 今ってもういろんな成分入れて 鉄を溶かして固めたりする 今いろんな成分が不純物が入っている へー で、プラス今言われたみたいに 昔の鉄っていうと 鉄は貴重だったし 和釘っていって 和釘から始まってるっていうか 今の神社とか古いお寺とかに 使ってるんですけど その神社で壊すとなると 鉄が出てくるんですよ それをみんな取り合いになって それを溶かして またそれを使うっていう 叩けば叩くほど 中の不純物が飛んで 純鉄っていう いい鉄 なるほど、ありがとうございます ここが一番大事なその 焼き入れっていう作業の場所で さっき何回も言ったけど 鋼っていうものを より硬くするための作業が大事なんですよ だいたいこれ800度くらいに 赤くなったところに 品物を入れて 一気に冷やす 焼き入れ用の油 専用の油 冷やし方いろいろあるんですよ 水で冷やしたり 油で冷やしたりするけど あのー 鋼って硬い=脆い 割れやすい 鍬ってやっぱり畑の中に入れると石とか硬いものがあるので欠けちゃう 水だと冷たいんで、より硬くなっちゃう 焼き入れ専用の油だと、水よりも温度高いので 油は あんまり硬くならない 硬いんだけど 水よりは硬くならない あの木屑みたいなのも これは木屑 あの油 油をこう落とす 木の中に入れて 油を落とす これちなみに鉄はなんて鋼材ですか? SS400 普通の鉄材 よく使われるやつ? あのー 一般的によく使われるのが SS400 0.02%以下のものを 純鉄 それ0.02以上入ってると えーと SSとかSKとか。SC材っていう まあいろんなこう 鋼っていう部類に入ってくる はいということでいかがだったでしょうか。 今流れてる動画は、諏訪田製作所というニッパー爪切りで有名な会社ですね。 ここも超すごいです。 この諏訪田さんはまた別日に改めて撮影しにいく予定ですのでご紹介までもうしばらくお待ちください♪ はい、ってことで冒頭でお話しさせていただいた、 「とにかく切れ味をよくするにはどんな研ぎでどんな砥石がいいですか」という質問に対して、 触れただけでポトんと髪の毛が切れるような切れ味、これに包丁研ぎも近づければ切れ味はもちろんよくなりますよね。 改めて言うと、僕が今まで触ってきた刃物の中で最も切れるなって思う刃物は剃刀です。 ゾクっとするほどに切れます。 しかし、その研ぎ方、切れを食材相手、まな板相手の包丁という刃物でやってしまうと、それは違います。 刃先が薄すぎるのですぐに刃が落ちて使い物にならないと言ってもいいくらい使えないです。 どんな刃物もその用途にあった刃角、刃付け、峰厚とかの形状をしてるので包丁には包丁にあった刃付けがあります。 このあたりは僕が以前動画にした内容で詳しく解説してるので是非みてください。 研ぎだけしてる方って、良かれ思って薄くしすぎたりとか、形を修正したりとかする方いるんですけど そうではない。という内容です。 是非!ご覧ください。 で、今回僕がこの動画を通して何が言いたいかっていうと、 包丁以外の今回だと剃刀だったりとか、他の刃物を知ると、 その刃物の切れ方とか、かけにくさ、切れ味に寄せることができるんですよね。 例えば今回のことで言うと、 剃刀レベルの切れにしたかったら、もう少し鋭角に攻めてみるか、天然砥石つかってみるとか、 自分のやりたい切れ味のヒントになるんですよね。 包丁って他の刃物と特に違う点が、 切る相手の種類、
切り方の種類がたくさんあることです。 剃刀だったら人の肌で毛が相手。 カンナだったら 相手が木でしかも端から薄く切るという使い方。 包丁みたいにぶつ切りとかしないじゃないですか。 包丁はぶつ切りなのか、端から切っていくのか、 食材の右から切るか左から切るか、 硬いか柔らかいか、背が低いか高いか、 みたいないろんな条件がありますよね。 食材の種類だけでなく、様々な切り方があるというのが包丁のものすごいやっかいなとこです。 どれか一つじゃないんですよね。 だからトータルで、じゃあストレスなく料理をするにはこういうバランスの形、こういう刃付けがちょうどいいよね。万能に使えるよね。みたいになってます。 僕が伝えたいのは、あなたの専用包丁を自分の研ぎでつくってみてください。 これなんです。これを特に伝えたい。 例えば僕の場合、 桂むきでギネスとりましたけど、 そのときの包丁というのは本当に大根のみ。 しかもとにかく薄く切りたい。あと3時間剥き続けても切れ味が落ちないように研究した刃付け。 その包丁でまな板に触れるとかは絶対NGです。 脆すぎるので。 空中でしか作業しちゃだめだし大根より硬いものは切っちゃダメです。 そういう包丁に僕はしてるんですね。 一般の人はね、そういうの求めてないと思います。求めてないので必要ないかもしれないんですけど、 そこが楽しいんですよ! そこにこだわるのが楽しいんですよ。 それ専用の包丁を作ってしまう。 僕の視聴者であればね分かってくれるかと思います。 そういうのをこだわるのがただただ楽しいし、 時にはギネスを取れるような 歴史を作れるかもしれないです。 包丁研ぎ、是非楽しんでください♪ ってことで終わろうと思いますが最後にいつもながら、 新潟のグルメを紹介させてください! 新潟来てもう一ヶ月ちょいたちましたが やっぱ聞いてた話の通り、 ラーメンがうまい。ラーメン屋多いです。 で今回は長岡市が発祥の「生姜醤油ラーメン」を食べてきました。 「みずさわ」というお店で燕三条駅から徒歩10分のとこにあります。 ほんっっっとにこのラーメンは美味しかった。 僕は大好きなラーメンです。 生姜醤油というだけに生姜の香りがしっかりします。 それも強すぎず、弱すぎずで絶妙なバランスなんですよね。 あと新潟のラーメンの特徴なのか、 何店舗か行きましたけど、新潟って結構太麺が多いかも?しれないですね。 ってことで「みずさわ」駅から徒歩でいけるっていうのはこのあたりからしたら超ありがたいことですので、 是非行かれてみてください! はい、では終わります! 今回の動画、少しでもいいなって思っていただきましたら是非グッドボタン、チャンネル登録よろしくお願いします♪ それではまた次の動画でお会いしましょう! ありがとうございました♪

【一番切れるんじゃないか..と思う刃物】
00:00 和剃刀の製造工程
10:25 火花試験
17:36 カミソリの研ぎ方
32:28 刃物の重心の話
33:17 鍬(クワ)の工場
43:18 伝えたいこと
46:20 新潟グルメ

▼三条製作所について(ブログ)
https://sanjo-school.net/spblog/?p=3026

▼近藤製作所

トップ

______________________

▼【店主おいり】オンラインショップ
https://oirikitchen.base.shop

▼メンバーシップ開始!応援よろしくお願いします!🔪
https://www.youtube.com/channel/UC8qy4vDxt5iU9JCLZbb2aDA/join

▼インスタグラム
https://www.instagram.com/oiri.kitchen

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【記事】
・おいりの包丁愛「包丁、料理との出会い」
https://school.orangepage.net/articles/11397/

・「うまく包丁を研ぐ秘訣を学ぶ」←お客様が書いてくれた記事

うまく包丁を研ぐ秘訣を学ぶ


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▼チャンネル登録していただけると嬉しいです!
https://www.youtube.com/channel/UC8qy4vDxt5iU9JCLZbb2aDA

▼その他SNS(リットリンク:事業内容)
https://lit.link/oirikitchen

▼ご相談、お仕事依頼✉️⤵︎
✉️oiri.kitchen@gmail.com
(包丁研ぎ・講演、切り方指導。撮影、
ラジオ、メディア出演、参っております)
◎メディア出演
・「アウト×デラックス」
・「オー!マイゴッド!」
・「山下智久の超人限界」
・「スローでイージーなルーティーンで」
・NHK「沼にハマってきいてみた」
・「9windows」
・「よじごじdays」
・「あさパラ!」
・ラジオきしわだ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▼自己紹介
包丁を愛していす。
【大根_かつら剥き 世界記録保持者(ギネス認定)】
【包丁コンシェルジュ】
・包丁研ぎ・切り方アドバイザー

◎「包丁、料理との出会い」おいりの包丁愛
https://school.orangepage.net/articles/11397/

◎28歳(1996/10/11)
◎AB型|MBTI:建築家(INTJ)
◎辻調理師専門学校日本料理講師→包丁研ぎ師→フリーランス(新潟県三条市在住)
出身:静岡県浜松市
好きなもの:りんご、蕎麦、日本酒、豆大福
好きな野菜:ナス
好きな魚:太刀魚
好きな切り心地の食材:砂肝、ナス、エノキ
好きな切る作業;魚の腹骨をすくとき
趣味:カメラ、DIY、健康
好きなスポーツ:卓球、テニス
好きな女優:宮崎あおい
好きな脚本家:坂本裕二
食べないもの:加工肉
【信念】”研ぐ人口を増やす”。
「研ぐ」ことを広めることが社会や人々の幸福につながると信じています。

夢:”体験型”包丁博物館を建てる。
アメトークや徹子の部屋ようなゲストを呼ぶ番組を作る。
「人生 切る 喜びを」をテーマに、
切ることで生まれる味の違い、切る楽しさを世界中に届ける。
刃物、砥石、食事の大切さを伝え続ける。本を出す。学校や企業と協力して包丁研ぎの楽しさを広める。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▼関連動画
【包丁の疑問】お悩み解決|理論

【潜入企画】◯◯へ行ってみた!

#新潟県#三条市#三条pr
#カミソリ

14件のコメント

  1. 剃刀の最終仕上げは天然の合砥をかけるかかけないかで歴然とした切れ味の違いが出ますよね。たぶん薄削の鉋もそうでしょう。他の刃物は人造の#10000 くらいまでで必要十分でそれ以上に研いでも違いがわかりませんし、魚の薄造りでも#8000 くらいがベターな感じがします。
    日本刀の磨きに欠かせない内曇りはすでに市場から枯渇していて入手が困難だそうですが、貴重な天然砥石がコレクターのところで溜まっているのはもったいない話です。

  2. 最後の解説が凄くわかりやすいですね
    ボクは研ぐのが好きなので包丁は鋭角気味です 切れ味が悪くなったらすぐ研ぐ の繰り返しです

  3. あーーーー!!だから小さい砥石ってレーザー型って言うんだ!目から鱗でした。
    岩崎航介氏著「刃物の見方(昭和42年)」をちょうど今読んでまして、昔の本なので言葉が難しくて読むのに難儀してます。
    職人技でしか無かった鍛冶仕事の現場で、なんなら熱処理が甘い失敗作が三割混ざっていた時代から、顕微鏡やHRC測定器を用いた現代では当たり前に行われる様になった科学的なアプローチにおける「良く切れる刃物とは?」「刃持ちの良さとは?」を惜しみなく開陳してくれる素晴らしい本です。読んでてとても面白いですね。
    その時代と現代が繋がっているのを感じ感慨深い今回の動画。
    著者は別ですが同時代の「鋼のおはなし」「熱処理のおはなし」もすごく面白いので興味がある方は読んでみてください。

  4. 和剃刀、切る対象を完全に毛に絞り、耐久力を捨てる代わりに切れ味と当て心地を最優先する刃物というのはロマンですね〜
    私もいつか一本買いたいものです😍
    また、近藤製作所さんの話に出てきた野鍛冶というのも興味あります!
    それこそ、非常に限定された用途の名もない種類の包丁なんかも過去には作られたりしたんですかね🤔

  5. 爪はダメですよね!
    僅かでも手がブレれば、微細な刃こぼれ刃まくれができてしまいます。
    ブレなくても刃先が寝てしまいます。
    包丁でも剃刀と比べてダメージが少ないだけで影響があります。
    刃物よりは口のちょっと硬い魚に使う釣り針に、爪チェックが合っています。

    とにかく鋭いタイプの釣り針も爪チェックは良くないです。

  6. おはようございます。
    お疲れ様です。

    先ずは、畑と鉄
    イントネーション違ってますねw

    ちょっと自分のイメージとは違ってましたが
    言ってましたね。
    砥石で砥いだだけだと、肌当たりが強い
    (肌が痛い)
    ペーストで砥いで刃を本の少し丸める
    (自分のイメージでは浮遊粒子で刃先の鋸歯の尖を削る)
    昔の人達はどうやってたんでしょうね?
    正絹を二重に膠辺りで貼ってたのかな?
    ゴム板なんてなかったでしょうし。

    鍬や鎌も面白いですよ。
    鉈や鉞も地方によって違いがあるみたい
    鎌、鍬は農家が多かった分、地方地域によって
    違っている事多いですし
    西洋の草刈り用の大鎌は日本にはないですが
    もっと小さいサイズの刀身に長柄を付けて
    西洋鎌と同じ様に使う鎌も存在しますし
    (20年ほど前に広島に帰ってきた時に実家にあって使い方がわからなかったけどありました。今はYouTubeで使い方知ったんですけどね。)

    海近くの野鍛冶さんだと
    ナマコや伊勢海老を捕る鍵棒や銛の様なもの
    ウニ、サザエを捕まえる、茶筅状の銛の様なもの
    アワビを剥がす、鑿(のみ)の様なヘラ
    なんてものもありますしね。

    和釘
    確かに違うんですよね。
    千代鶴(鉋)さんは昔の製鉄所が作った
    とある年度産の鉄のインゴットから鉋刃を作っていて
    そのインゴット以外は作るのが難しかった
    なんて話もあって
    酸素の問題なんだか、使ってる石炭もしくはコークスの産地なのか
    原材料の鉄鉱石なのか
    違うらしいんですよね。

    確かかなり昔に、愛媛の野鍛冶さんが
    和釘を作っている映像がテレビで流れていて
    その方も、錆方と言うか朽ち方が違うとかで
    古釘を集めて釘を作るなんて事をしていたと思いました。

    一説には、石炭、コークスを使うと
    含有硫黄、燐(りん)成分が鉄を脆くするので
    松炭で作った鉄(玉鋼、千草鋼)の方が粘りがある。って話もありました。
    (製鋼所では、出来上がった溶銑(溶けた鉄)に酸素を吹き込み、硫黄や燐と言った成分を酸化焼き切りで抜いているんですけどね。分析にかからないほどの硫黄や燐がいたずらするのか、酸化して飛ばなかった酸化物がいたずらするのか?ま、実際、インゴットによって(製造ロッドや年度、原材料の産地)で錆方が違ったりする場合もあったりとかするみたいですしね。)

    ミニフライパン
    うちのも三条なのかな?
    鉄パンの18cm2つありますよ
    オムレツ練習用ですけどね。
    一つはツルツルのものと
    一つは内側に細かい突起が並んでいて
    隙間に油が留まる事と突起(頂点は平面)で接触面積を減らす事で食材のくっつきを
    軽減するイメージなのかな?

    ニッパー型爪切り
    これ、刃先の研ぎが難しいんですよね
    研ぐと先端が開いて来ちゃうんですよね。
    片刃のものと両刃のものがあるし
    (爪切りは片刃だと思います)
    その辺りの秘密も見せて頂けると
    助かりますね。
    (*^^*)

  7. 僕も三条制作所の剃刀(スウェーデン鋼のもの)を使用して顔をそっています。購入したときに一回だけ砥石に当てただけで後は4年くらい布砥だけをつかってメンテナンスしていますが問題なく剃れています。なので使用頻度は高いですがほぼ研ぎ減りしていません。

    僕も三条に住んでいますので機会があれば現物を見て頂きたいです。

Leave A Reply