映画『くまをまつ』予告編
8月12 日またあの夢を見た。この季節のせいか死んだ吉地がわしを攻める。 なんで殺した?なんで殺したと? ややこついたよ。 最たかしです。 お世話になります。お世話になります。 死んだ人の墓。俺強な真似やめよ。 [音楽] 利用できるものは何でも利用するもんね。 悪いと思ってない。私のことも。森の中を歩く少年。 寂しいな。 慣れる。 その友達は今はどうしてるの?や子さんって奪える場合の人なんですよ。影を追って走っている少年。 [音楽] おい、 自分の息がはあはと激しく自分を追いかけると。 [拍手] それも脚本に書くの。 シーン51森えこ 少年老人の日記を握りしめ胃を消して黒い空洞の中へと進んでいく。少年の姿が少しずつ暗くなっていく。少年の荒い息気遣いだけが空洞に反響する。はあ。 [音楽] はあはあははは はあははあははあはあはあ やがて少年は完全に闇に包まれる。
2025年6月7日(土)より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開!!
創ること、傷つくこと、それでも生きること
あらゆる人々のなかに「くま」は存在しているのかもしれない
【Story】
脚本家のややこは、昨年死んだ祖父・隆二郎の古民家に滞在し、祖父の遺した日記を題材に新作を執筆している。そんなさなか、姉の仕事の都合で、夏の間だけ甥(おい)の少年タカシを預かることになる。これまで交流のなかった2人だが、ややこはタカシを昔の自分と重ね合わせて執筆中の脚本に取り入れようとする。そんな思惑も知らず、タカシは夜中に見た“黒い影”や謎めいた青年、ややこの元恋人との出会いを経験しながら夏を過ごす。やがて夏の終わりに、タカシは深い石切場の奥で隆二郎の古い記憶に触れる。そしてややこは、創作を通して自らの“罪”と向き合うことになる。
【Introduction】
本作の監督は、宮藤官九郎・甫木元空・今泉力哉などの話題作に助監督として関わってきた滝野弘仁。監督の出身地である石川県小松市の古民家と石切場を舞台に、脚本家のややこと8歳の少年タカシが体験する“土地の記憶と創作”が入り混じる不思議なひと夏が描かれる。ややこ役は、濱口竜介監督『親密さ』にて鮮烈な印象を残した平野鈴。タカシ役には、今作が映画初出演となる渋谷いる太。さらに『雨の中の慾情』の中村映里子をはじめ、大場みなみ、松浦りょう、内田周作など話題作で活躍する実力派俳優が集結。竹内啓や星能豊といった石川県出身の俳優も多数出演している。創作は、人の心を揺さぶり、生きる力を与えると同時に他人の人生を奪うこともある。その境目で創作を続けるややことそれを見つめ続けるタカシの眼差しは、様々な作品に関わってきた監督自身の姿でもある。いまの自分と幼少期の思い出、そして生まれる前の記憶。あらゆる人々の時間と場所を呑み込み、暗がりの中でじっと「くま」が目を光らせているー。映画と人生に正面から向き合った、渾身の長編デビュー作。第37回東京国際映画祭NIPPON CINEMA NOW正式出品。
出演:
平野鈴 渋谷いる太
大場みなみ 内田周作 松浦りょう 竹内啓
森葉南 星能豊 中西未代子 千木野ひとみ 平井寅 高田伸一 美緑トモハル
松尾渉平 久田松真耶 / 中村映里子
監督・脚本:滝野弘仁
撮影:米倉伸 照明:小川大介 録音:松野泉 スタイリスト:小宮山芽以 ヘアメイク:河本花葉 監督補:渡辺直樹 助監督:登り山智志 制作担当:佛木雅彦 特殊造形:田中佑佳(Label A) 劇中脚本:高畑鍬名 滝野弘仁 編集:冨永圭祐 音楽:松野泉 宣伝デザイン:畑ユリエ アソシエイトプロデューサー:鈴木徳至 加藤綾佳 床井祐二朗 田中厚朗 宣伝・配給協力:ブライトホース・フィルム 製作協力:GOLD FISH FILMS 製作・配給:kine A house 特別協力:石川県小松市 里山自然学校こまつ滝ヶ原 2024/日本/カラー/DCP/アメリカンビスタ/5.1ch/113分
予告編:川添彩
公式HP:https://kumawomatsu.com
公式X(twitter):https://x.com/kuma_wo_matsu
公式Instagram:https://www.instagram.com/kumawomatsu
公式note:https://note.com/kuma_wo_matsu