【トランプ氏の態度に変化?】“ディールさえできれば” 専門家「関税引き下げの可能性は高い」 日米交渉のカギを握る人物は

日本に24%の追加関税を課したアメリカ側が、態度を変化させているかもしれません。今後の交渉を担当するアメリカの閣僚は「日本は優先される」と発言。トランプ大統領はUSスチール買収計画をめぐり再審査を指示しました。背景に何があるのでしょうか?

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■米から輸入の新車、約1万6000台

藤井貴彦キャスター
「トランプ大統領が『我々は日本では自動車が1台も売れなかった』という発言をしていました。どう感じていますか?」

長濱ねるさん(俳優・『news zero』火曜パートナー)
「こうした発言は調べたら事実かどうかは分かると思いますが、こうしたパフォーマンス的な発言で世論が煽られて、混乱が生じてしまっているように感じますね」

藤井キャスター
「1台も売れていない、ということはないですよね」

小栗泉・日本テレビ解説委員長
「そうです。日本の輸入車の動向を調べている日本自動車輸入組合によると、去年1年間でアメリカから日本に輸入された新車の台数は1万6707台に上ります。1位はジープで9633台です」

「2位はトランプ政権で存在感を放つイーロン・マスク氏のメーカーであるテスラで、推計約5700台(非公表)、3位はシボレーで587台でした。決して0台というわけではありません」

藤井キャスター
「もちろんアメリカ製の車は日本国内でもよく見かけますからね」

■USスチール買収計画との関係は

「未だにこうして貿易の話に間違った情報を織り交ぜる一方で、トランプ氏は日本製鉄によるUSスチールの買収計画の再審査を指示しました」

「また、トランプ政権の重要閣僚であるベッセント財務長官は追加関税の交渉について『日本はすぐに名乗りを上げたので優先されると思う』とも述べていました」

藤井キャスター
「何か雰囲気が変わってきているようですが、日本に対する態度を変化させようとしているのでしょうか?」

小栗委員長
「(アメリカ政治に詳しい明海大学の)小谷哲男教授は、カギになるのはベッセント財務長官だとみています。トランプ氏はベッセント長官とこの週末一緒に過ごしていたということで、助言を聞いて交渉に臨もうとしているといいます」

「ベッセント長官は、中国やヨーロッパと比べて日本との交渉はまとめやすい、まず日本との間で交渉をまとめ上げることで『アメリカが納得するディールに応じれば追加関税を止められる』というメッセージを世界に具体的に示したいと考えているといいます」

藤井キャスター
「日本をモデルケースにしたい、という思惑もあるのかもしれません。ベッセント長官は知っていましたか?」

長濱さん
「知りませんでした。ベッセント長官がカギになるということですが、どういった人物なのですか?」

小栗委員長
「少なくともトランプ政権で『報復関税の応酬は良くない』と考えている唯一の閣僚であることは間違いありません」

「USスチールの買収話も政権内で意見が分かれていますが、ベッセント長官が再検討を主張したといいます。元々、これはバイデン前大統領が買収禁止を命令したもので、トランプ氏としても『バイデン氏と同じ判断は嫌だな』と思っているということです」

「もし日本製鉄がUSスチールへの投資を増やすことになれば、アメリカ国内の生産や雇用を増やすことにつながる。この話がうまくいけば、追加関税を下げるための日本のカードになり得ると小谷教授は指摘しています」

■厳しい妥協を強いられる可能性も?

藤井キャスター
「カードになり得るという状況が本当に実現すれば、関税引き下げの光は見えてくるのでしょうか?」

小栗委員長
「小谷教授は『関税引き下げになる可能性自体は高いと思っている』と言います。ただ、その交渉をするためには『日本側が厳しい妥協を強いられる可能性がある』とも話します」

「具体的には自動車や農業、為替そして防衛…。例えばアメリカのミサイルをもっと購入しろなどといった要求を突き付けてくるかもしれません」

「ただ、当面トランプ氏のこだわりは『ディールさえできればよい』というところなので、日本にとって実際にどの程度のデメリットになるかは交渉次第だということです」

■日本側は赤沢大臣が交渉担当に

藤井キャスター
「アメリカ側は、キーパーソンとみられるベッセント長官が、日本側は赤沢経済再生担当大臣がそれぞれ交渉を担当することに決まりました。日本が世界のモデルケースになるのか注目されています」
(2025年4月8日放送「news zero」より)

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14件のコメント

  1. 「我々は日本では1台も売れなかった」誇張してアメリカ有権者達を被害者に変える。

    相手を悪者に仕立て挙げ、それを叩くことで「正義であり、有権者を救う者」を演じる。そして有権者は無批判に本気にして賞賛する。このような煽動者は嫌い

  2. アメ車を右ハンドルにして、燃費を良くして、壊れにくくして、安くして、コンパクトにしてくれれば売れるんじゃないかな

  3. 遺憾と思います。遺憾と思います。遺憾と思います。100回唱えれば、10パーセントぐらいにしてくれるよ。後期高齢者貧困老人より。

  4. 米と牛肉と大豆と小麦の関税をゼロにするので、
    せめて自動車だけは勘弁してくれませんか。
    っていうのはどーですかね。

  5. 態度の変化などでは無く、全ては最初からアメリカ側にとってこれまでより有利な貿易となる様に相手国からの交渉を引き出す事が目的の脅しとハッタリで相手が頭下げてくるのを待ってる段階なんでしょ。

  6. トランプの本当の狙いは、他国に高い関税を課して驚かして有利な貿易交渉・アメリカへの海外の投資交渉を引き出すこと。 それに簡単に乗ったら駄目。 アメリカ以外の国が協力して「報復関税を行う」「アメリカが調達できない貴重部品をアメリカに売らない」「アメリカとは極力貿易を行わないでアメリカ以外の国でやりくりする」や「アメリカからの投資を引き上げる(フランスの主張)」など、アメリカが本当に困ることをやる必要がある。

  7. 各国が抗う姿勢を見せる中、アメリカ様へ媚びへつらう事に慣れ過ぎた日本が
    大局観を持たないまま先走り、不利な要求を呑まされないかが心配です。

  8. 株価下落を見てトランプは日和ったか?関税を撤回するとは口が裂けても言えないので、相手が条件を飲んだから止めてあげたんだという風に取り繕いたい。

  9. ヅれマクレの報道。トランプはチャイナつぶしをやってんの。チャイナと親しい国は関税高いでしょ。

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