#落語#朝ドラ#おむすび 「立川ことは~おむすび視聴率騒動記~」

@落語#朝ドラ#おむすび 「立川ことは~おむすび視聴率騒動記~」
おむすび視聴率騒動記
いやぁ、皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。朝の時間、どうお過ごしですか? 朝ってのはね、一日の始まり。ここをどう迎えるかで、その日が決まると言っても過言じゃないんですね。
たとえば、朝、目覚めた途端に携帯の通知を見て、「あ、昨日の仕事のメールだ……」なんて気づいてしまうと、それだけでちょっと気が重い。あるいは、テレビをつけたらワイドショーで芸能スキャンダル。これまた、朝からそんな話を聞かされると、気分がどんよりしますよねぇ。
でも、そこで! 朝ドラですよ!
朝ドラを見れば、ほら、違う。物語の主人公が一生懸命頑張る姿を見る。家族が支え合う温かい風景が広がる。「さて、今日も一日がんばるか!」なんて気合を入れるのが、日本の朝の風景なわけです。
ところが最近、その「顔」がちょっと青ざめてるって話ですよ。まるで寝不足の受験生みたいにね。何があったのかって? そう、「おむすび」ですよ。「おむすび」って言うとね、普通はコンビニで買うか、おかあさんが作るやつを思い浮かべるでしょう。ところがこれは朝ドラのタイトル。しかも主演は橋本環奈さん! ギャルが栄養士を目指して平成の福岡から神戸、大阪を駆け回る青春グラフィティ。ね、聞いた感じ、なんか面白そうでしょ?
で、最初は良かったんですよ。初回視聴率が16.8%! これは「おかえりモネ」以来の好発進だってんで、NHKさんも「よっしゃ!」と胸を張った。でも、その後ですよ。視聴率が転げ落ちるように下がって、最終的には13.1%。これ、朝ドラ史上最低だって言うじゃないですか。「ウェルかめ」よりも低いってんだから、大変な話です。「おむすび」どころか「おちむすび」になっちゃった!
いやいや、「おむすび」ってのは、普通落ちないように結ぶもんですよ? それがポロポロ崩れていくってのは、どういうことなんでしょうねぇ。NHKさんも「橋本環奈さんならいける!」って思ったんでしょう。だってあの可愛さですよ。もう国民的天使じゃないですか。でも、世間の評価は厳しかった。やっぱり「ギャル魂」より「視聴率魂」を燃やしてほしかったんでしょうねぇ。
でもね、内容が悪いわけじゃないんですよ。ギャルが栄養士を目指して、人々を健康と幸福に導く。しかも舞台は平成ど真ん中。阪神淡路大震災や東日本大震災、新型コロナまで描いてる。これだけ盛りだくさんで視聴率が伸びないってのは、どういうことなんでしょうねぇ。
ここでね、ちょっと考えてみましょう。朝ドラってのは、基本的に「おばあちゃんとおかあさんが主役」なわけですよ。いや、物語の中じゃなくて、視聴者層の話ですよ? で、このおばあちゃんとおかあさんの心を掴めるかどうかが大事なわけです。でもね、「ギャルが栄養士を目指す」って話が、朝ドラ世代にハマるかっていうと……これが微妙なんですよ。
おばあちゃんはね、「ギャルって何?」ってところから入るんですよ。「え、あの派手なメイクの? なんでそんな子が栄養士を?」ってね。それに、平成の話ってのもまた難しい。朝ドラってのは、大体戦前から戦後の話が多いでしょう? だから視聴者も「ああ、昔はこうだったねぇ」と懐かしめる。でも平成って、意外と最近なんですよ。「私の知ってる時代をわざわざドラマで?」ってなるわけです。
で、最終回がまた摩訶不思議な展開になったらしくてね。「みんなで育てればいい」なんてセリフが出てきた時には、「えっ?」って視聴者が混乱したとか。でも最後は糸島でほかほかのおむすびを食べて感動的に締めくくったんですって。いや、もう「おむすび」の名に恥じない終わり方ですよ。
でも、NHKさんにとっては苦い味だったでしょうねぇ。視聴率ってのはテレビ局にとっての「栄養」みたいなもんですよ。これが落ちると、まぁ体調を崩しますよね。「どうしてこうなった?」ってNHKの偉い人たちが頭を抱えてたでしょう。
まぁでもね、こうして話題になってるだけマシなんですよ。何も言われなくなったら、それこそ本当に寂しいですからねぇ。朝ドラってのは、日本の朝の風物詩ですから。
ドラマ一つ一つを、お米に例えるとしましょうか。一粒じゃ食えない。でも、それをギュッと握ればおむすびになる。視聴者の心をしっかり結ぶ、そういうドラマが求められてるんです。中には、ちょっと塩が効きすぎたのや、パサパサしてるのもあるけどね、それもまた味ってもんです。
で、次の朝ドラは何ですかねぇ? どうせまた、昭和の懐かしい話か、どこかの町工場が奮闘する話か、そのあたりでしょう。いや、悪かないですよ、ええ。でもね、そろそろ「朝の連続ドラマ」という看板を活かして、もっと攻めた題材を持ってきてもいいんじゃないかって話ですよ。
たとえば、「ラーメン屋の一代記」。どうです、これ。戦後の焼け野原に一台の屋台がポツンと置かれて、親父がせっせとラーメンを作る。最初は具なんて申し訳程度、スープだってダシが出てるんだか出てないんだか分からない。でも、客は来るんですよ。なにせ、食い物がない時代ですからね。それが時代の流れとともに、屋台から店へ、店からチェーン店へと大きくなっていく。気がつきゃ全国に何百店舗、果ては海外進出ですよ。
ただね、そこに至るまでが大変なんです。まず、屋台が保健所に怒られる。保健所ってのは怖いですよ、なにしろ国家権力ですからね。次に、銀行に金を借りようとして断られる。ラーメンなんてものは儲かるわけがない、ちゃんとした仕事に就きなさいなんて説教される。ところが、ラーメン好きの一途な情熱で乗り越えていく。夜な夜なスープの研究、試行錯誤、そしてライバル店との仁義なき戦い。新しい味を求めて地方を巡り、やがては「朝ラー文化」なんてのも生まれてくる。
これ、ドラマになりますよ。毎朝、お茶の間に熱々のラーメンが映るわけです。スープの湯気が立ち上る画を見ながら、視聴者は「今日の昼はラーメンにするかねぇ」なんて言い出す。視聴率とともに、ラーメン屋の売り上げも上がる。まさにウィンウィンの関係。
で、最終回ですよ。創業者が病床でこう言うんです。「俺は…ラーメンに人生を捧げた。だが…まだ、完璧なスープにはたどり着けなかった…」。親族一同、涙。視聴者も涙。そして、画面には次世代の若者がラーメンをすすっている姿が映る。「でも、親父の味はちゃんと生きてるぜ…」なんてセリフとともにエンディングテーマが流れる。いやぁ、いい話じゃないですか。
さぁ、どうでしょう、NHKさん。こんな朝ドラ、作ってみませんか?

2件のコメント

  1. おはようございます。
    「おむすび」の視聴率低そんなにかったんですね。
    朝ドラはやはりおばあちゃんに好かれないと
    駄目なんですね。

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