「涙がポロポロと」いしだあゆみさん 被災地・石巻と宮城に寄せた優しい思い 震災前年に映画を撮影 (25/03/18 18:16)

3月11日に亡くなった俳優のいしだあゆみさんは、東日本大震災の前年に、石巻市など宮城県内で撮影された映画に出演していました。いしださんは震災を境に「被災地」となった石巻市に思いを寄せていました。

東日本大震災の前の年、県内で撮影された映画「エクレール・お菓子放浪記」。戦争を生き抜いた1人の孤児が「お菓子」を通して様々な希望をみる物語です。

主人公「フサノさん、本当にありがとうございました」
いしださん「そんな他人行儀はよしておくれ。きょうから私らは親子なんだから」

主人公の少年を引き取ることになった養母を演じた、いしださん。映画は石巻市にある北上川のヨシ原などを舞台に県内5つの市と町で撮影されました。

映画のプロデューサーを務めた鳥居明夫さんです。

「エクレール・お菓子放浪記」鳥居明夫プロデューサー
「役としては銭、金を求める“ごうつくばあさん”なんですが、実は本流にはとても優しいものをもったおばあさんでした。そんな雰囲気を彼女は見事に演じていたので、映画を観た人からは、いしださんの優しさに救われましたという声がずいぶんあった」

震災発生直後の4月。東京で行われた舞台挨拶でいしださんは、被災地への思いを涙ながらに話しました。

いしだあゆみさん(2011年4月)
「エキストラで、ずいぶん石巻の方に出ていただきました。ご無事でしょうか。とても案じております。そして宮城県の方には本当に、本当にやさしくしていただきまして。こんなにきれいな宮城県が映っているということで、すごく喜んでくださったんですけれども、まさかこんな結果になるとは思いませんでした」

「エクレール・お菓子放浪記」鳥居明夫プロデューサー
「舞台に立って石巻への思いを語る時、彼女の涙がポロポロと目から涙が流れるんです。石巻の方々のたくさんの笑顔が彼女の印象に残っていたんでしょうね。被災地へ向けた優しい思いがあふれていたんだろうと思いますね」

9件のコメント

  1. 素敵な女優さんですよね
    可愛い役、影のある役時にやさぐれた役をした時も品があるなと思いました。

  2. 大好きな女優さんでした🎉 演技の幅が広くてCSで再放送のドラマをたまに拝見します 御冥福をお祈り申し上げます🙏

  3. いしだあゆみさんと言えば、和田アキ子さんが若い頃、同業者から嫌がらせやいじめを受けていた際、いしだあゆみさんが守ってくれた事をよく話されていました。
    そんな優しさを持ついしださんですから、役も適役だったのだろうと思いますし、
    撮影でお世話になった石巻の方々や土地に感謝し、被災された方々を想い涙する、人間としても俳優さんとしても素敵な方だったと思います。
    素晴らしい作品をありがとうございました。
    長い人生の旅お疲れ様でした。
    いしだあゆみさんのご冥福をお祈り致します。

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