<小芝風花>「全部思い切って出し切りたい」と 伝説の花魁の艶と粋、切なさから悲しみまで体現 「べらぼう」好演の裏側
<小芝風花>「全部思い切って出し切りたい」と 伝説の花魁の艶と粋、切なさから悲しみまで体現 「べらぼう」好演の裏側 さらには「キセルでむせたらかっこ悪いなと思って、ニコチンの入っていないタバコで煙に慣れてみたり」と話すなど、アプローチは多岐に渡った。
「着物の着崩し方も、(花魁は)万年寝不足なのでどこまではだけさせるか、すごく話し合って。それこそインティマシー・コーディネーターさんと話をしたりして。今まで経験がなかったことが多かったので、勉強させていただきながらでしたが」
色艶についても意識。「普段、色気があるとは、口が裂けても言えないので(笑)、ちょっとした仕草や目線、今までの役よりはすごく意識して」とは小芝さんの弁だが、それらすべては、蔦重とは思い合いながらも、その気持ちを断ち切り、検校からの身請け話を受け入れる道を選んだ瀬川の思いを、視聴者に漏らさず届けるため。
「台本には瀬川の感情が痛いほど分かるように描かれていたので、それをこぼすことなく視聴者にお届けするのにはどうしたらいいのか、考えながら演じていました。瀬川はすごく複雑な感情を抱えている役だったりもするので、そのちょっとした機微を逃さないように、目の動きだったりで見ている方に察していただけるよう、ていねいに演じたいなって」