高倉健・ぽっぽや 高倉健の男泣き
主人公の佐藤乙松(さとうおとまつ)は、道央(十勝・空知と推測されるが、あくまで架空)にある廃止寸前のローカル線「幌舞線(ほろまいせん)」の終着駅・幌舞駅の駅長である。鉄道員一筋に生きてきた彼も定年退職の年を迎え、また同時に彼が働く幌舞駅も路線とともに廃止の時を迎えようとしていた。彼は生まれたばかりの一人娘を病気で失い、また妻にも先立たれ、孤独な生活を送っていた。
雪の正月、彼のもとに真っ赤なランドセルをしょった少女が現れ、人形を忘れて帰る。それは、彼に訪れた奇蹟の始まりだった。
平成11年(1999年)6月5日公開。高倉健が『動乱』以来19年ぶりに東映映画に出演した作品である。広末涼子と共演
ある日幌舞駅のホームに人形を抱えた女児が現れた。彼女が帰った後、当日の勤務を終えた乙松が駅舎に戻ると、なぜか女児の持っていた人形がそこにあった。その夜、夜半過ぎに彼女の姉が人形を受け取りに駅舎を訪れる。彼女は乙松と同じ「佐藤」姓を名乗り、また来ると言って帰ったが、なぜか人形は持ち帰らなかった。
翌日の夕刻、激しい吹雪の中、乙松が駅舎に戻ると、昨日現れた二人の姉が待っていた。彼女はなぜか昔の美寄高校の制服を着ており、「正月休みで遊びに来た」と話した。乙松は三姉妹が近所の円妙寺の住職の孫だと思い込んでいた。そして男泣き
鉄道員(ぽっぽや)
監督 降旗康男
脚本 岩間芳樹 降旗康男
原作 浅田次郎
公開 1999年6月5日
上映時間112分
東映